トップリーグ2006

トヨタ自動車ヴェルブリッツ-クボタスピアーズ

試合開始2006年12月16日14時00分
場所近鉄花園ラグビー場
気象条件くもり
レフリー原田隆司

メンバー表

トヨタ クボタ
高柳健一 1 1 伊藤邦行
後半37分 交代→16 高山勝行 2 2 荻原要
豊山昌彦 3 3 中島貴司
Daniel Quate 4 4 鈴木康太
後半37分 交代→18 谷口智昭 5 5 川井一馬 後半16分 交代→18
菅原大志 6 6 岩上篤史 後半36分 交代→19
中山義孝 7 7 鈴木力
後半25分 交代→19 Tamaiti Horua 8 8 Toutai Kefu
麻田一平 9 9 笠倉みちる 後半11分 交代→20
廣瀬佳司 10 10 伊藤宏明
久住辰也 11 11 根岸康弘
後半45分 交代→20 難波英樹 12 12 渡海谷保 後半45分 交代→21
赤沼源太 13 13 高野彬夫
後半9分 交代→21 内藤慎平 14 14 柴原英孝
後半37分 交代→22 正面健司 15 15 Damian McInally 後半38分 交代→22
後半37分 交代←2 中村嘉樹 16 16 竹野慈
山本正人 17 17 佐川聡
後半37分 交代←5 北川俊澄 18 18 大鰐健 後半16分 交代←5
後半25分 交代←8 菊谷崇 19 19 山口貴豊 後半36分 交代←6
後半45分 交代←12 山本剛 20 20 井上碩彩 後半11分 交代←9
後半9分 交代←14 遠藤幸佑 21 21 松隈孝三 後半45分 交代←12
後半37分 交代←15 Orene Ai'i 22 22 高橋銀太郎 後半38分 交代←15

得点経過

前半

トヨタ クボタ
8分 T#6 岩上篤史 G成功0-7
12分 PG成功0-10
21分 T#4Daniel Quate G成功7-10
34分 T#2高山勝行 G成功14-10
37分 DG成功14-13

後半

5分 T#15正面健司 G成功21-13
8分 T#11 根岸康弘 G成功21-20
13分 T#15正面健司 G成功28-20
21分 PG成功31-20
24分 T#14 柴原英孝 G成功31-27
39分 T#11久住辰也 G成功38-27
43分 T#21遠藤幸佑 G成功45-27

合計

4527

ゲーム抄録

前半

試合はサイド交換、トヨタが右から攻める形で試合開始。キックオフはクボタ。

0分、キックオフのボールにトヨタがアクシデンタルオフサイド。クボタが敵陣でチャンスをつかむがここはノッコン。トヨタ、タッチキックでピンチを逃れる。

1分、ハーフウェイでのクボタのラインアウトはクボタキャッチ、モールを組んでトヨタへ押し込む。崩れたところですばやく展開、中央付近で#15マクイナリへ持たせたがゲインできず、蹴ってはダイレクトタッチ。トヨタが自陣10mでのラインアウトを得る。

2分、ショートラインアウトからトヨタが展開、敵陣10mまで入り込むがクボタがターンオーバ。#15マクイナリがキャッチ、敵陣10mへ入り込んだ。トヨタがけり出したためクボタボールのラインアウトとなる。ここは攻め手がなくなってタッチキック、しかもラインアウト中でバージングとチャンスは実らず。

5分、トヨタのハーフウェイでのラインアウト。トヨタこれをモールにしたがクボタに押し込まれてしまい、展開してもゲインはわずか。敵陣10mライン上でボールが離せず反則。7分、クボタのラインアウトとなる。

8分、クボタ22mライン手前でのラインアウトを速く出した。トヨタディフェンスに穴があり、#14柴原が残り5mまで前進。ここから\#15マクイナリを起点に突破、インゴールに手が届いてトライ。

10分、クボタのハーフウェイでラインアウト。タップがちょっとそれたがうまくゲイン、トヨタがけりだしてクボタ攻めなおし。#4鈴木やすが縦突進、22mラインを突破したところでトヨタがオフサイド。クボタPGを選択、成功。

13分、キックオフからの蹴り合いはクボタがハーフウェイでラインアウト。クボタここはモールとするがハーフキック、トヨタはマークからすぐスタート。一度右へ展開、中央へ回してゲイン。クボタここで反則を犯してしまい、トヨタが22mと10mの間でラインアウトとする。

15分、ラインアウトからトヨタ攻撃するが敵陣22mライン上でノッコン。ここはリズムがよかっただけにもったいないところ。

16分、トヨタ#10廣瀬のゴロキックをクボタ\#15マクイナリがうまく拾い上げ前進。クボタ敵陣22mまで進行したところでボールがこぼれ、ここはトヨタ#9麻田がけりだしてラインアウト。クボタ、22mライン上でモールを作ってドライブ。サイド突破から中央へ展開、しかしここはトヨタ#12難波がいいタックルで止め、クボタの反則を誘い出した。

19分、トヨタのハーフウェイでのラインアウト。ここは蹴り合いになってしまうが、トヨタが敵陣深く蹴りこんだボールを蹴った#15マクイナリが\#12難波のチャージにあう。クボタ陣内でのラインアウトだが、トヨタがボールを奪取。右へ大きく展開、クボタディフェンスをかいくぐってトライ。

22分、キックオフのボールをトヨタいきなりノッコン。残り5mでのスクラムとなってしまう。クボタ中央へ展開したところでパスミス、トヨタがボールを奪取。タッチキックとしてハーフウェイでのクボタのラインアウトとなる。

24分、クボタのハイパントをクボタ#14柴原がキャッチ。逆サイドへ展開、#15マクイナリまでつながって大きく前進したがトヨタ#15正面がなんとかタックルで押さえ、ノッコンを誘い出す。トヨタ自陣タッチライン10mまで来たが、タッチキックで22mラインまで押し返す。

25分、クボタ敵陣22mでのラインアウト。クボタ中央へ展開、またも#15マクイナリに持たせて突進。しかしトヨタ、タッチライン直前でホールド。モールアンプレアブルとしてボールを奪取、タッチキックで自陣10mまで押し返す。

27分、ハーフウェイでクボタのスクラムだが、回したところでトヨタがラッシュ。しかしここはトヨタが反則。クボタが敵陣10m少し奥でのラインアウトを得る。ここでクボタがモールを作るがこれは押し切れず、逆にトヨタがボールを奪取。#9麻田がまっすぐ前へキック。これは少し長すぎ、\#15マクイナリがインゴールで抑えてドロップアウト。

29分、トヨタほぼハーフウェイからの攻撃。しかし敵陣22mライン上でモールを組みそこね、これを原田レフリーがオブストラクションの判定とした。クボタ、ハーフウェイまで戻したがラインアウトはノットストレート。31分、ハーフウェイ15mライン上でのトヨタボールのスクラムとなる。さらにクボタ反則でトヨタがナイスなタッチキック。

33分、トヨタ敵陣5mでのラインアウトをモールとするが残り2mで崩壊。しかしこれもクボタが反則。トヨタもう一度モールを組みなおすがやはり崩壊、サイド突破を試みること数度、なんとかトライに持ち込む。

36分、トヨタがキックオフのボールをタッチに蹴りだし、クボタ敵陣22mライン上でのラインアウト。フォワードはせり切れなかったが、ディフェンスラインが深くなったところで#10伊藤宏明がDG。

38分、キックオフからトヨタが襲撃、ボールを奪取して前進。22mライン上でパスミスがあってクボタがカットにいったがこれはノッコン。お互いにボールがいまひとつ手についてない攻撃となった。ここはクボタがタッチにけり出し、ほぼハーフウェイでのトヨタボールのラインアウトとなった。しかしクボタラインアウト中で反則。41分のトヨタ、敵陣22mラインでのラインアウトとなる。

41分、トヨタラインアウトはタップから速く展開。しかしクボタのディフェンスの前にゲインできず、逆にクボタがボールを奪取。クボタここは押さえたタッチキック、ハーフタイムとなる。

後半

トヨタのキックオフで試合再開。

キックオフはノッコン・ノッコン。クボタこれを蹴り上げたところでトヨタ#15正面がキャッチ、クボタ襲撃するも実らずトヨタボールに。さらにトヨタごりごりと縦へ押し出し、連続攻撃。22mラインを突破する。さらにボールをキープし続けるが、22mライン上でパイルアップ。トヨタボールのスクラムとなる。

3分、トヨタ敵陣22mでのスクラム。左サイドへ回してゲイン、残り5mまで入り込み、フォワードでクラッシュ、一度開いたところクボタのディフェンスの人数が少なくなっていた。最後は#15正面が内を突いて突進、トライ。

6分のキックオフはトヨタ#8ホルアの縦突進が利き、クボタ自陣へ押し返される。自陣22mでのラインアウトはクボタが前方へキック、トヨタ自陣から展開、敵陣10mラインへ進行したところでクボタ#8ケフがパスカット。クボタ一度押し返されるが#15マクイナリがキックパス。クボタ\#11根岸が間に合い、インゴールでノッコン気味のトライ。ボールは前方に転がったが、トライは認められた。ゴールはポールに当たったが内側へ転がり成功。

9分、トヨタ敵陣10mでオフサイド。クボタはタッチキックを選択し、ラインアウトで攻撃したがノッコン。ここはトヨタもタッチキックで地域を取り返す。12分、ハーフウェイでのクボタのラインアウト。ハーフのキックは22mライン上、フェアキャッチが認められず、トヨタは自力で前進。

しかし、これがエアポケットとなったのか、クボタもトヨタも一瞬とまり、われに返ったのが速かったのはトヨタ。この前進が50mを突破。最後は#15正面がクボタディフェンスを一度フェイントでひきつけ、さらに自力で突破してトライ。14分。ここでのトヨタの地力はものすごいものを見た。

16分、クボタがラインアウトでノッコン。トヨタハーフキックで前進、22mライン際まで進んだがクボタに押し返されアンプレアブル。クボタボールのスクラムとなる。

18分、ハーフウェイでのラインアウトはトヨタボール。ノーゲインではトヨタもけりだすしかなく、タッチライン際へのキックは#15マクイナリが取ってけり返し、またもハーフウェイ付近でのラインアウトに。

20分のラインアウトはショートスローとしてトヨタタッチライン際で攻めようとするがここはパイル。トヨタボールのスクラムに。トヨタここも回してきてクボタの反則を誘い出す。21分、トヨタPGを選択。「世界のスーパーブーツ」トヨタ#10廣瀬がこれを決めた。

23分、キックオフのボールをトヨタ取りきれずクボタ奪取。トヨタの反則を誘い出す。22mラインアウトはクボタ奪取、前進する。細かいパスでゴール正面のパイルとなる。バックへパスを出すがここはトヨタに襲撃されるがボールはキープ。しかしトヨタここで足が止まってしまい、逆サイドへ展開したクボタがトライをあげる。

26分、トヨタ、キックオフのボールを取るがクボタがジャッカル。蹴り合いからトヨタ#15正面がキャッチしたところでクボタが襲撃するがこれもボールはトヨタ。

27分、クボタのハーフウェイでのラインアウトから前進。敵陣でボールを回し続けたが、クボタ#10伊藤宏明がキックパスを試みて失敗。トヨタがタッチへけりだすがクボタが敵陣22mの向こう側でのラインアウトを得る。

29分、トヨタが相手ボールのラインアウトをモールに組んだところで斜めに押してしまいペナルティ。クボタはスクラムを選択。これはクボタが拾い上げモール、押すが残り2mで止まる。トヨタまたもオフサイドでゼブラを出される。

32分のクボタ、トヨタの反則で得たペナルティキックをラインアウトとし、フォワードで勝負を挑む。トヨタここはこらえきり、クボタはバックスへ展開。トヨタも必死に防戦、結局クボタは逆サイドでノッコン。34分。

34分、トヨタボールのスクラムから#15正面がロングキック。\#15マクイナリがキャッチして前進、タックル寸前でパスするがこれがスローフォワード。トヨタこれを#13赤沼がロングキック、敵陣22mラインまで押し返す。

37分、クボタ自陣のラインアウトでボールをトヨタが奪取。22mライン上での攻防も制し、左へ展開。#11久住が地面すれすれのパスをキャッチ、ライン際一杯を突破してトライ。

ロスタイム7分に会場どよめく。比較的けが人が多かったのが原因であろう。

40分、トヨタがラインアウトを取ってモールとしたが崩壊、クボタボールとなる。クボタここはタップスタート、ハーフウェイまで返す。しかしクボタも反則、トヨタタップスタートと攻撃、クボタのディフェンスラインを押し返しながら#21遠藤が最終ラインを突破。突破というよりは、ディフェンスラインごとインゴールへ押し込んだような格好でトライ。

45分、クボタのキックオフに対してトヨタがキャッチしようとしたところでクボタがタックル。しかしこれはアーリーとなり、クボタに反則。トヨタがハーフウェイでのラインアウトを得る。

46分、クボタがパイルでボールを奪取。ハーフウェイ付近でボールを回して攻めるがなかなか前進できないところでトヨタ反則。クボタタップスタート、トヨタ必死に防戦。長いパスがちょっとつながらなかったところでパイル、クボタ押さえたが、下がったところでさらにトヨタに襲撃されボールを奪われる。クボタもう一度ボールを取り返したがノッコン、ノーサイド。

評価

トヨタ

重いフォワードがきちんと仕事をしたのが大きい。バックスもフォワードがボールを取ってくれれば安心してプレーができるというもの。これはもうランクの違いを見せ付けられたといった感じ。

クボタ

ポイントでの圧力も悪くは無かったが、どうも攻め手が足りないところ。キックで転がしたところでチェイスは間に合わなかったというのが実情だろう。