第44回日本選手権

九州電力キューデンヴォルテクス-早稲田大学

試合開始2007年2月3日12時00分
場所秩父宮ラグビー場
気象条件はれ、風はメインからみて左から右へ。後半は逆に。
レフリー藤実

メンバー表

九州電力 早稲田
後半40分 交代→16 中村嘉宏 1 1 瀧澤直
後半42分 交代→17 谷口大督 2 2 種本直人 後半40分 交代→16
田尻亮 3 3 畠山健介
吉上耕平 4 4 権丈太郎
浦真人 5 5 関卓真
松本允 6 6 東条雄介 前半12分 交代→19
後半30分 交代→19 進藤猛 7 7 小峰徹也
川嵜拓生 8 8 林徹
松尾匡祐 9 9 矢富勇毅
齊藤玄樹 10 10 曽我部佳憲
今村圭吾 11 11 首藤甲子郎
前半15分 交代→21 Nathan Grey 12 12 長尾岳人
吉岡泰一 13 13 今村雄太
黒木孝太 14 14 菅野朋幸
Peter Miller 15 15 五郎丸歩
後半40分 交代←1 田中宗法 16 16 臼井陽亮 後半40分 交代←2
後半42分 交代←2 松尾健一 17 17 橋本樹
山元宗一郎 18 18 奥野耕輔
後半30分 交代←7 河原崎峻 19 19 笠原歩 前半12分 交代←6
松添健吉 20 20 茂木隼人
前半15分 交代←12 三輪幸輔 21 21 谷口拓郎
吉永将宏 22 22 佐藤晴紀

得点経過

前半

九州電力 早稲田
4分 T#15Peter Miller G失敗5-0
22分 T#8 林徹 G失敗5-5
28分 T#15Peter Miller G成功12-5
30分 T#13 今村雄太 G成功12-12
35分 DG失敗12-12
39分 T#15Peter Miller G成功19-12
42分 PG成功22-12

後半

3分 T#19 笠原歩 G成功22-19
16分 T#11 首藤甲子郎 G成功22-26
18分 T#6松本允 G成功29-26
29分 T#15Peter Miller G成功36-26
42分 T#15 五郎丸歩 G成功36-33

合計

3633

ゲーム抄録

前半

早稲田がメインから見て左を取ってキックオフを蹴って試合開始。

まず九電がタッチを蹴る。30秒、早稲田敵陣10mでのラインアウト。早稲田とって内へ回す。中央から右一杯へ一気にパスしたが#15五郎丸がノッコン。

1分、九電自陣10mでのラインアウト。九電これを蹴ってノータッチ。そこから蹴り合いだが早稲田がうまく走りこんでゲイン。敵陣10mまで進んだがここでストップ。

2分、早稲田敵陣10mでのスクラム。左一杯へ展開したところで九電が捕まえ、早稲田ボールを離せず反則となる。

3分、九電すばらしいタッチを蹴って敵陣残り10mのところでのラインアウトを得る。取ってモールにすると見せかけて一気に展開。逆サイドの早稲田のディフェンスを押して九電#15ミラーが個人技で押した。トライ。

6分、キックオフのボールを九電ノッコン。早稲田のいいタックルによるもの。敵陣15mでのスクラム。そこから左へ振ったが、九電がターンオーバ。敵陣へ進入。7分、九電敵陣でパスミス、これを早稲田がカバーしてパスするもノッコン。

7分、九電敵陣20mほどでスクラム。九電ナローサイドへ人を集めて押す。早稲田の反則を誘い出す。早稲田#6東条が足を痛めるがなんとか立ち上がる。ここでロスタイムが取られる。

10分、九電敵陣残り5mでのラインアウト。いったんサイドを突いて中央へ回し、さらに左へ展開したが早稲田プッシュアウト。11分、早稲田自陣残り5mでのラインアウトとなるがモールを形成してパントとする。インゴールからのキックは九電が取り損ね、転がるボールはタッチを割ってしまう。

12分、東条交代。早稲田自陣10mラインでのラインアウトとなる。早稲田ラインでノッコンして九電がモールを組む、しかしこれに対しオブストラクションの反則を九電に取った。九電さらにペナルティを取られる。

14分、早稲田敵陣10mでラインアウト。中央突破を試みるがこれは九電止める。早稲田、展開を試みたが結局グラバーでタッチを割る。

15分、九電自陣残り5mでのラインアウト。九電前進は利かずタッチへ。16分、早稲田敵陣残り10mでのラインアウト。これは長すぎて九電ボールとなり、タッチ方面へけりだすがノータッチ。逆に早稲田けりこんでタッチへ。早稲田敵陣での試合となる。

17分、九電自陣残り5mでのラインアウト。九電とってモールにし、ぐりぐりと押し出してゴールライン間際でキック。

18分、早稲田敵陣22mラインのラインアウト。早稲田バックスで攻撃、前進できたがインゴール間際でキックパス。しかし早稲田これはノッコン。

19分、九電自陣5mでのスクラム。九電バックスがけりだしてピンチを脱出。早稲田敵陣25mくらいでのラインアウトとなる。早稲田とって速く回す。九電に反則があって、早稲田クイックスタート。これをすぐ蹴り上げた早稲田、九電のノット10mを誘うカッコウに。

21分、早稲田敵陣5mでのラインアウト。モールを組んで前進させようとするが九電はモールをタッチへ押し出し、早稲田サイドを突くしかなくなる。しかし九電反則。

22分、早稲田残り5mでのラインアウトやり直し。こんどはラインアウトサイドを突いて早稲田#8林が九電ラインアウトの隙間を突き、トライ。

23分、早稲田キックオフからリターンキックは22mの手前、パントとするが九電もけり返し。早稲田がボールを支配する。早稲田ポイントでなかなか出せないが、九電自陣で反則を取られてしまう。

26分、早稲田敵陣残り15mでのラインアウト。とった早稲田、バックスで中央を突くがここは九電が中央突破のオフロードをインターセプト。タッチへけりだす。

27分、早稲田敵陣残り30mくらいのところでのラインアウト。長いラインアウトに早稲田アックスこうげきを見せるが九電ターンオーバ。#15ミラーが自陣からいっきに前進、残り10mでグラバーを蹴り自ら抑える。ライン際の魔術を見た。さらに#13吉岡が難しい角度のゴールを決める。

29分、キックオフのけり返しはノータッチ、早稲田が逆襲。九電の外へのディフェンスの人数がなく早稲田#13今村が九電\#15ミラーをかわし独走トライ。

31分、九電キックオフがダイレクトタッチになり早稲田がセンタースクラムを選択。早稲田左へ振ったが九電がナイスタックルを連発でターンオーバしたが九電モールを組まれてしまいストップ。

32分、ハーフウェイで早稲田のスクラム。左からうまく前進、九電のタックルを交わしたがパスミスがあり22mでタッチを割ってしまう。

33分、九電自陣22mでのラインアウト。22m内側から蹴るがこれはノータッチ、蹴り合いに持ち込むが#15ミラーがミスキック。

34分、早稲田敵陣22mでのラインアウト。回して左側でクラッシュ。ドロップゴールを狙うがこれを九電チャージ。逆に九電が前進、早稲田反則を取られてしまうが、ペナルティキックはインゴールへはいってしまいドロップアウト。

36分、ドロップアウトは九電が取るがハーフウェイでポイントを作る。さらに九電反則。早稲田タップから逆サイドへすぐ展開。しかしポイントで九電とってキック、グラバーに九電おいつくがバウンドで早稲田が取る。早稲田ここはけって九電ボールとなる、九電がグラウンドで前進22mを割る。さらに九電中央へ回し、#15ミラーが22mライン付近でキック。これが早稲田ディフェンスの裏に落ち#15ミラーがそこに追いつく。トライ。

40分、早稲田キックオフに対する九電のけり返しはノータッチ。早稲田もって敵陣へ入るがポイントでは九電がターンオーバ。さらに奥へ九電がけりこむ。早稲田はタッチへ。

41分、九電敵陣22mでのラインアウト。中央でポイントを作り、サイドを突く。さらに左でセンターが突進。しかしここは早稲田ディフェンスが押し返し、右いっぱいでインターセプト。しかし早稲田その前に反則を冒しており、九電のペナルティキックとなる。九電PGを選択、成功させたところでハーフタイム。

後半

後半は、九電がキックオフ、岸川さんがレフ交代で入る。

キックオフに対する早稲田のけり返しは浅め、前進を試みるが結局深めのけり返しになり#15ミラーがけり返す。早稲田ノッコン。

1分、九電敵陣10mライン付近でスクラム。ワイドに展開するが九電のパスミスの相田に早稲田ボールキープ。さらに深くけりこんだボールに九電が自陣で反則。

2分、早稲田敵陣残り5mでのラインアウト。早稲田これをモールにし、さらにドライブをかけてインゴールへ。#19笠原がトライ。

4分、早稲田キックオフでできたポイントで早稲田ハーフキック。九電けり返しはうまく伸び、早稲田深い位置でのタッチに。

5分、早稲田自陣5mでのラインアウト。これを早稲田タッチへけりだす。今度は残り15mでの九電のラインアウト、早稲田競って奪取。タッチへけりだしてピンチを脱出。

6分、九電自陣10mラインでのラインアウト。これは競ったが九電とってラック。九電しかし攻め手がなくタッチへけりだすのが一杯。

8分、早稲田自陣10mでのラインアウト。ロングラインアウトを早稲田キャッチ、逆サイドへ展開しながら前進するがここは九電押し返すがノッコン。

9分、早稲田敵陣10mでのスクラム。中央でクラッシュ、右へ展開するがパスが通らずタッチへ。

10分、九電自陣残り30mのところでのラインアウトに変わる。早稲田ラインアウトでノッコンとなりスクラム、#15ミラーがタッチへけりだす。

11分、早稲田敵陣10mでのラインアウト。長いスローだったがノットストレートを取られて、同位置での九電スクラムとなる。キックの蹴り合いから早稲田ポイント形成、さらにハーフがパントをあげるがこれはタッチを割る。

13分、九電自陣残り15mでのラインアウト。九電モールを組んで前進。タッチキックのふりをして#15ミラーが突進するが、パスが通らずノッコンに。

14分、早稲田敵陣22mでのスクラム。22mでのパスは九電がインターセプト、しかしけり返しを早稲田キャッチ。#11首藤が外側でステップを踏み、九電ディフェンスをパス。トライとなる。

16分、キックオフを九電キープ。インターセプトを狙った早稲田、しかしこれはオフサイドの反則を取られる。

17分、九電敵陣残り5mでのラインアウト。九電とってモールを組み、内側へドライブ。あっさりとトライをとる。

18分、キックオフはタッチ際へいく。九電これもノータッチへけり返す。早稲田ここから前進するが九電に絡まれストップ。20分、早稲田敵陣ハーフウェイでのスクラム、しかしスクラム中でノッコンが発生。

21分、九電自陣ハーフウェイ付近でのスクラム。左へ展開して#15ミラーがキック、九電取ったものの早稲田#15五郎丸がターンオーバ。しかし直後に絡まれ反則となる。

22分、九電敵陣22mライン上でのラインアウト。速く回したがライン上で九電スローフォワード。早稲田22mでのスクラムとなる。早稲田これをタッチキックとするがかなり長いキックとなる。

23分、九電自陣残り30mでのラインアウト。九電これを取ってモールとし、#15ミラーがタッチへ。

24分、早稲田ハーフウェイライン上でのラインアウト。競ったが早稲田が取る。しかし九電ポイントでターンオーバ、さらに中央付近のクラッシュポイント、ラックでのハンドを早稲田が冒してしまう。

25分、九電敵陣残り20mでのラインアウト。九電は早く回してセンタークラッシュ。さらに右へ出したが早稲田がターンオーバ、逆サイドへのタッチキックとする。

26分、九電ハーフウェイライン付近でのラインアウト。ラインアウトを出し損ねた九電に対し、早稲田がプレッシャーを掛けターンオーバ。早稲田一気に逆サイドへ振り、九電のノッコンとなる。

27分、ハーフウエイでの早稲田スクラムは早稲田のアーリエンゲージで反則、FKとなる。九電逆サイドへ展開するがこれはタッチ。

28分、ハーフウェイでのラインアウトは早稲田が遅延。九電スクラムとなる。ここから九電逆サイドへ振り、#15ミラーが突進。これに早稲田だれもおいつけず、独走を許す。ゴールキックは左ポールに当たり入る。

31分、九電#19河原を投入。

31分、キックオフのボールは九電またもノータッチ。早稲田も中央からタッチ際へけり返す。これに#15ミラーおいつけず早稲田がボールを奪取。さらに九電反則。タップから早稲田前進、中央でポイントを形成。しかし左へ展開したところで誰もパスを見ておらずボールはタッチへ転々。

32分、九電自陣残り20mでのラインアウト。九電モールとするが崩される。タッチキックは浅め。33分早稲田ほぼ同じ位置でのラインアウトとなる。早稲田これを取ったが九電がからんでラックに。中央でクラッシュを取り、早稲田ラックサイドを突いて残り5mとする。さらに右で#15がクラッシュしたがポイントは単につぶれてストップ。

34分、早稲田敵陣残り7mのスクラム。ナローへ#9矢富が持ち込んだが九電しつこく絡んで下げ、早稲田のノッコンを誘い出す。

35分、九電自陣残り20mでのスクラム。22mの外側へ出たが九電が反則。早稲田タップスタートして前進したが中央でクラッシュ、そこで反則としてしまう。しかしやはりタッチは浅め。

36分、九電自陣残り30mでのラインアウト。モールとしてプッシュ。とまったところでキックとするもこれまたノータッチ、さらにけり返しに対し#15ミラーが前進クラッシュしたところでタッチとなる。

38分、早稲田敵陣ハーフウェイでのラインアウト。早稲田とって外へ回すが九電にいいタックル。さらにこぼれたボールを九電がグラバーキックで前進。しかしボールをとったのは早稲田、けり返す。これに対し九電#15ミラーが長いキックパスを試みるがこれは早稲田キャッチ、さらに前進。九電の反則を誘い出す。

39分、早稲田ペナルティからタップスタート。しかし途中で止められ早稲田ボールスクラムとなる。

41分、ハーフウェイでの早稲田スクラム。センタークラッシュからパスがつながらず一度下げられるがスピードで前進。九電中央でポイントを作りターンオーバ、さらに早稲田が取り合いを早稲田が制する。前がかりの九電ディフェンスを破り、ウイング#14菅野が中央へトライ。

43分、キックオフを九電取るが早稲田がターンオーバ。ラックサイドを早稲田突くがノッコン気味でタッチへ、これでノーサイドに。

評価

九州電力

#12グレイがいきなり交代となってしまいプレーの軸がずれてしまったか、まるでチームの体をなしてない感もあったが、やはりポイントでの圧力はあった。#15ミラーがバックでよくタッチキックをミス? したのも結構圧力となったように思われる。

いいランも随所にあったので、整備されてきたら面白いことになるだろう。#13吉岡のキックを見逃すな。

早稲田

ポイントでの圧力で押されたのが敗因の一つだが、ゴールライン際でのタックルの高さがディフェンスの問題とも思われた。また、主要メンバを何人か欠いた状態での試合であり、どうにもならないところもあった。