第44回日本選手権

関東学院大学-タマリバクラブ

試合開始2007年2月3日14時00分
場所秩父宮ラグビー場
気象条件晴れ、風はいつもと逆の右から左へ
レフリー桜岡将博

メンバー表

カントー タマリバ
後半37分 交代→17 西垣友博 1 1 岩下剛史 後半26分 交代→17
後半37分 交代→16 田中貴士 2 2 中村喜徳
原田豪 3 3 小川弘道
後半30分 交代→18 西直紀 4 4 高田晋作
北川勇次 5 5 桑江崇行
清水佑 6 6 小山陽平
後半35分 交代→19 竹山浩史 7 7 小泉康治
後半32分 交代→20 草下怜 8 8 井戸聞多
吉田正明 9 9 首藤三四郎
後半30分 交代→21 藤井亮太 10 10 竹山将史
中園真司 11 11 吉川慶
高山国哲 12 12 福井宏樹
櫻谷勉 13 13 川崎徹 後半37分 交代→21
後半33分 交代→22 朝見力弥 14 14 松濤誠之
山下祐史 15 15 勝田譲
後半37分 交代←2 設楽哲也 16 16 山崎文博
後半37分 交代←1 高坂平 17 17 川崎大 後半26分 交代←1
後半30分 交代←4 石田雅人 18 18 北瀬正志
後半35分 交代←7 安藤泰洋 19 19 西澤周二
後半32分 交代←8 佐伯悠 20 20 石橋章匡
後半30分 交代←10 重見彰洋 21 21 高村真介 後半37分 交代←13
後半33分 交代←14 山口哲生 22 22 長谷川圭紀

得点経過

前半

カントー タマリバ
13分 T#7竹山浩史 G成功7-0
19分 T#12高山国哲 G成功14-0
31分 T#15 勝田譲 G失敗14-5
40分 T#2 中村喜徳 G失敗14-10

後半

5分 T#4 高田晋作 G成功14-17
10分 T#10藤井亮太 G失敗19-17
12分 T#11中園真司 G成功26-17
28分 T#11中園真司 G成功33-17
34分 T#21重見彰洋 G成功40-17
41分 T#22山口哲生 G成功47-17

合計

4717

ゲーム抄録

前半

カントーが左(風下)をとりキックオフとして試合開始。

キックオフに対してカントーからんだがボールが出ずタマリバのスクラムとなる。自陣22mラインでのスクラムからタッチぎわへけりだすがこれはノータッチ、カントー持って攻撃するがタマリバのいいタックルでカントーノッコン。

1分、タマリバ敵陣10mでのスクラム。右サイドを突いて前進、さらに中央クラッシュから左へ展開するがここもカントーがディフェンスをしっかりして前進はさせない。しかしカントーがオフサイドの反則。

2分、タマリバ敵陣22mでのラインアウト。カントーが手を出してボール奪取。#12中園が22mライン上で小パント、自らとって前進。ハーフウェイまで出てきたがタッチを割る。

3分、タマリバハーフウェイでのラインアウト。ボールをこぼしてしまいノッコン、アドバンテージでカントーがボールを取るがカントーもノッコン。タマリバのスクラムとなる。

4分、ハーフウェイでのタマリバのスクラム。ナローサイドを突いて少し前進、逆サイドへのパスでさらに前進するがポイントでカントーが突進を止めたがタマリバはモールとし、カントーがそこで反則。タマリバパントをあげてカントーがキャッチしたところでアドバンテージが切れ、タマリバにペナルティキックとなる。

6分、タマリバ残り7mでのラインアウト。しかしカントーがタップ。さらにタッチへけりだす。タマリバ残り35mでのラインアウト、ここは取ったタマリバ、しかしカントーからんで押し返す。ボールはタマリバがもっていた。#9がギャップを突いて22mを突破したが、パス処理を失敗しノッコン。どうにも下手なプレーで笑いを誘う。

8分、カントー自陣22mでのスクラム。これをタマリバターンオーバしたが中央でパスがノッコンに。カントーすこし下げられた位置でのスクラムとなる。

9分、カントー自陣22mでのスクラム。サイドを突いてカントーが前進、しかし自陣10mで止められタマリバボールとなる。

10分、タマリバ敵陣10mでのスクラム。サイドをついて前進したポイントでカントーがうまくからんで後ろへさげられる。さらに中央でのポイントにタマリバ入りすぎ、ターンオーバ。カントーボールとなったところでタマリバノッコン。

11分、カントー自陣残り35mでのスクラム。左へ展開して突進。ポイントを形成、さらに展開したところでクラッシュ、そこでタマリバに反則。

12分、カントー敵陣10mでのラインアウト。カントーとってモールとしたがここはタマリバ押さえてたが、ナローサイドをカントー#7竹山が突破。タマリバ誰も追いつけず左側へトライ。深い角度のゴールも決まる。

15分、キックオフはノット10m。センタースクラムとなる。右へ展開したカントー、スイッチで22mへ入り込む。さらに左へ山形パスでボールをつなぎ、右へパスしたがタマリバがインターセプト…と思ったらこれがオフサイド。カントーにペナルティキックが与えられる。

17分、カントー敵陣残り10mでのラインアウト。モールを形成してあっさりプッシュ。しかしバインドが切れてしまい崩壊、しかもタマリバがボールを奪ってしまっておりタマリバボールの5mスクラムとなる。

18分、タマリバ自陣5mでのスクラム。サイドへスライド、センターでクラッシュ。ポイントからボールを出すがインゴールでパス、カントーこれに激しくプレッシャーをかけ、ボールが転々としたところにカントーいい判断で押さえ込み。トライとなる。

20分、キックオフからカントーがボールを持って前進。倒れない前進にタマリバたまらず敵陣10mで反則。

21分、カントー敵陣10mでのラインアウト、なんとかカントーがボールをキープ。左側で突進、クラッシュ。ゲインを取る。さらに前進したがタマリバターンオーバ。一気に左側へ展開、前進守備のカントーの裏を突いて前進。10mでキックしたがボールはデッドボールラインを割ってしまう。

23分、カントー自陣10mでのスクラム。スクラムサイドをついたがボールをこぼしてしまいタマリバボールに。しかしパスしたところでタマリバノッコン、カントーが前進していたのでアドバンテージとしたが逆サイドでこんどはカントーがノッコン。

24分、タマリバ敵陣10mでのスクラム。カントーが奪取したがこれはオフサイド。タマリバ、タップスタートして前進したがノッコン。カントーボールとなり、縦突進を絡めて右左とボールを動かす。

26分、ポイントでタマリバがボールを奪取、左ラインを突進するがポイントを形成。お互いに押し合いの激しいラックとなり、観客から野次が飛ぶがこれは正当なプレーと認められる。最後はカントーがラックの外でオフサイドとなった。

27分、タマリバ残り15mでのラインアウト。これをカントー取ったが落としてしまい、タマリバボールに。これをモールとしたタマリバ、残り5mまで押してサイド攻撃。さらにラックの組み合いとなるが、カントーここは押し返した。

29分、タマリバ残り5mスクラム。ダブルラインを試みたがここはカントーにナイスタックル。うまく止める。ボールはタマリバが継続してポイント形成。外でタマリバが蹴ったがここはカントーディフェンスがいて逆に前進、さらに蹴ったところでタマリバボールをとって外へ。右サイドにミスマッチがありトライにつながる。

32分、キックオフのボールを22mラインでタマリバがキャッチ。けり返しはノータッチになりカントーもって攻撃する。敵陣10mでカントーが右サイドへ振って縦を突き、ラックの連続からモールを形成する。さらにモールサイドをついてタマリバのディフェンスの人数を減らして逆サイドへ振ったが、サイド一杯でノッコンとしてしまう。

34分、タマリバ自陣22mライン付近でのスクラム。ここはタマリバ22mからタッチを蹴る。

35分、ハーフウェイ付近でのカントーのラインアウト。ラインを右へ振ったがタマリバがターンオーバ。若干前進したところでボールが停止、タマリバボールとなる。

36分、タマリバハーフウェイでのスクラム。スクラムをカントープッシュしたがボールは取りきれず、しかしタマリバもバックスへ回してのキックはダイレクト。

37分、カントー敵陣10mでのラインアウト。タマリバこれを奪取、さらに逆サイドへの振りで前進、敵陣へ入り込む。一度ポイントを作ってキックとしたがこれはタッチを割る。

38分、カントー自陣残り10mでのラインアウト。タップしたボールにタマリバ襲撃してボールを奪取したがカントーのディフェンスも堅くゲインは取れず。残り10mでできたポイントでノッコンを犯してしまう。

39分、カントー自陣残り10mでのスクラム。ここはカントーお押さえてキック尾へ逃れるもこれをタマリバチャージ。ボールを取ったのはカントーだったが、5mまで出たところでノッコン、タマリバボールを取って攻撃となる。カントーが激しいプレッシャーをかけたがタマリバうまく入り込んでいてトライとなった。

41分、キックオフのプレッシャーをカントーかけたがタマリバボールをキャッチ。キックチャージに来たところをタマリバ前進、ディフェンスを破って前進。ハーフウェイまできたところでカントーのディフェンスが逆襲するが、タマリバ逆サイドへ振ってパス。さらに大きく前進、残り10mまで持ち込んだところでようやくカントーが止めたが、その前にタマリバにスローフォワード。これでハーフタイムとなる。

後半

後半はタマリバのキックオフで開始。

キックオフのけり返しはタッチとなる。タマリバ敵陣10mラインでのラインアウトとなる。タマリバとって点マイ、瀬なークラッシュから左を抜く。22mでラックとなるがここはボールが停止、カントーにノッコンを取る。

1分、タマリバ敵陣22mでのスクラム。右へ展開するがここはカントーがゲインを切らせないプレッシャーをかける。クロスダミーで前進したがしっかり押し返されるタマリバ、結局キックを使うがカントーすっぽりキャッチ。しかし前進したところでノッコンしてしまう。タマリバラッキー。

3分、タマリバ敵陣10mラインでのスクラム。出したボールにカントーが非常にうまく絡んだがそれがオブストラクション。反則となる。

4分、タマリバ敵陣残り10mでのラインアウト。タマリバ外へのラインアウトからモールを形成。中央へプッシュしていき前進。カントー止められずインゴールへ。#4高田がトライ、逆転。

6分、カントーのキックオフは#7竹山がすばらしいスピードで飛び込んでキャッチ。さらに逆サイドへ振って前進、残り5mへ持ち込む。さらにフォワード戦を挑んだがボールが停止してしまう。

7分、カントー残り5mでのスクラム。カントーこれを激しくプッシュ。崩れたスクラムから必死のプッシュをカントーが押すがまたもタマリバこらえる。

9分、カントー残り5mでのスクラム。少し右へ位置が変わったところでのスクラム、これをコラプシングにしてしまいカントーがクイックスタート。中央へポイントをヨセ、空いた右サイドへ#10藤井が走りこんでトライ。再逆転となる。

11分、浅いキックオフをカントーしっかりキャッチ。センタークラッシュから左サイドへ振り、ここに掛けていたタマリバのディフェンスを全部オフサイドにしたカントー#?が独走トライ。

13分、カントーキックオフのボールをもって右サイドを前進したがオフサイド。タマリバタップキックからスタートして前進したがカントーが自陣でボールを奪取。中央クラッシュを試みたところ穴があって敵陣へ入り込む。右へハイって22mラインまで入り、こんどは中央へ振ってポイント形成。左へ振ってポイントを形成したが、ここでボール停止。タマリバが押していた。

15分、タマリバの自陣22mでのスクラム。から出てきたボールをカントーが奪取、縦を突くカントーにタマリバたまらず反則。

16分、カントー残り7mでのラインアウト。これをミススロー、タマリバがボールを取ってしまい、さらにカントーが反則。タマリバ、ピンチを脱出。

17分、タマリバ自陣残り30mでのラインアウト。タップしたタマリバ、センタークラッシュから右へ出してタッチキックとする。

18分、カントー敵陣10mでのラインアウト。カントータップしたが押さえきれずタマリバがボール奪取。ここでボールがとまってしまいタマリバボールのスクラム。まだ位置はタマリバ陣内のまま。

19分、タマリバ#7小泉に鼻血、出血交代\#19西沢が入る。スクラムはタマリバ自陣ハーフウェイ、縦を突いて少し前進、しかしゲインを取るところまでにはいかない。むしろディフェンスでカントーが押している幹事になる。カントーインターセプトに来るところをタマリバ押すがここも押し返すカントー。しかし結局、カントーが反則でプレーが切れる。

21分、タマリバ敵陣10mライン付近でのラインアウト。これをタマリバ取れず、カントーがとったところでポイントとなる。ここでタマリバがターンオーバ、外へ振ったがノッコンとなってしまう。

22分、カントー自陣10mライン付近でのスクラム。ナローでのサインプレーはディフェンスが固まっていて前進できず。逆サイドへ振ってポイントを形成したところで、タマリバがプッシュ。ボールを奪取したところでカントーがオフサイドを連発、反則となる。

24分、タマリバ敵陣22mでのラインアウト。カントーこれを読んでいてボールを奪取するが、タマリバのディフェンスがカントーを押し出す。

25分、タマリバの5mラインアウトはカントーが奪取。あっというまに22mまで前進。カントーがまだボールを継続するがタマリバもなんとか絡み続ける。中央方向へ入り、また前進とかなりカントーが押し出し、ハーフウェイまで押し出したところでストップ。

26分、カントーハーフウェイでのスクラム。カントー逆方向へ蹴りだす。

27分、タマリバ自陣残り30mでのラインアウト。これもカントーがタップ。しかし攻撃はノッコン、タマリバがボールを奪取。右へ突いたラックからボールがこぼれ、#9首藤がほうったボールはカントー\#11中園ががインターセプト。そのまま独走トライとなる。

29分、キックオフのボールを取ったのはカントーだったがタマリバが脱す。しかしノッコンしてしまいカントーが奪取、右サイドラインを一気に敵陣へ。、しかしここは押し出されタッチ。

30分、タマリバ自陣22mでのラインアウト。ポイントでカントーが奪取、逆サイドへ振ってポイントを作り直す。さらに連続クラッシュで前進するがノッコンを冒すのはカントー。

32分、タマリバ自陣22mでのスクラム。パスが合わずカントーがボールを奪取。残り5mまで持ち込むがここはディフェンス、しかしもう一度来たカントー。ラックを押し込むがタマリバボールを奪取。タッチを蹴ってピンチをしのぐ。

33分、カントー敵陣残り15mでのラインアウト。カントータップでキャッチ。センタークラッシュと見せかけたところでタマリバのディフェンスに切れ目、そのまま抜けてしまいトライ。

35分、カントーがキックオフから前進、センターが抜けたがここはポイントを形成。左サイドでのポイントでタマリバがボール奪取、しかし中央へクラッシュしたボールはカントーに。カントーここからラックサイドを連取、ごりごりと前進するが残り5mでタマリバが奪取。タッチへ蹴り出す。

38分、カントー敵陣22mでのラインアウト。ボールをカントーが取るがポイントでタマリバが奪取。しかし再度できたポイントはカントーが奪取。さらにタマリバオフサイドを犯してしまいカントーが前進する。しかしカントー左サイドへ振ったところでノッコン。タマリバがアドバンテージで攻撃するがこれはカントーが押し切り、タマリバ反則。

40分、カントー敵陣10mでタップスタート、中央でクラッシュ。残り5mもないところで左へ振ったがこれはタマリバ押さえる。カントー中央へ入りなおし、さらに左へスワーブするがここもタマリバ押さえる。カントーに反則。

41分、タマリバ自陣からタップスタート、右サイドをついて前進するが、自陣10mで反則、今度はカントーがタップスタート。右サイドを突いてタマリバディフェンスを抜ききり#22山口がトライを奪う。ゴールが決まったところでノーサイドとなる。

評価

カントー

ターンオーバがどちらのチームも多かった。どちらかというと、力で何とか押し切ったところのあるゲームだと思われた。もっとゲインができる場面でも、ターンオーバで失うものが多かったと思う。マネージメントという面では参考にはあまりならない。

最後切れてしまったところがあったのはカントーのほうで、精神的なものは少しまずい気もするのである。

タマリバ

前半よくこらえた。後半、運動量は落ちてしまったが、切れはあまり変わらなかった。ちからで押し切られたところもあるが、体力差を考えると、健闘したほうではないかと思う。

しかしまだまだクラブとトップチームとの差は埋まらないなあ。