第44回日本選手権準決勝

東芝ブレイブルーパス-ヤマハ発動機ジュビロ

試合開始2007年2月18日14時00分
場所秩父宮ラグビー場
気象条件雨上がり直後、風はメインから見て左から右へ
レフリー平林泰三

メンバー表

東芝 ヤマハ
後半29分 交代→17 高橋寛 1 1 仲谷聖史 後半22分 交代→17
後半29分 交代→16 猪口拓 2 2 中林正一
後半32分 一時退場 笠井建志 3 3 山村亮
大野均 4 4 坂本一哉 後半25分 交代→18
後半28分 交代→18 石澤健太郎 5 5 勝又貴光
後半41分 交代→19 渡辺泰憲 6 6 Ipolito Fenukitau 後半11分 交代→19
宮下哲朗 7 7 木曽一
Nicholas Holten 8 8 澤田昇
後半26分 交代→20 吉田朋生 9 9 佐藤貴志 後半16分 交代→20
廣瀬俊朗 10 10 大田尾竜彦
ナタニエラ・オト 11 11 辻井厚之
Scott McLeod 12 12 大西将太郎
後半29分 交代→22 冨岡鉄平 13 13 今利貞政 後半11分 交代→21
吉田大樹 14 14 永本宗秀 後半22分 交代→22
立川剛士 15 15 Nathan Williams
後半29分 交代←2 松尾大樹 16 16 古川新一
後半29分 交代←1 大室歩 17 17 中越将通 後半22分 交代←1
後半28分 交代←5 横山恒雄 18 18 石神勝 後半25分 交代←4
後半41分 交代←6 望月雄太 19 19 串田義和 後半11分 交代←6
後半26分 交代←9 伊藤護 20 20 村田亙 後半16分 交代←9
Sione Kepu 21 21 Brendan Laney 後半11分 交代←13
後半29分 交代←13 松田努 22 22 中垣祐介 後半22分 交代←14

得点経過

前半

前半の得点はなし
東芝 ヤマハ

後半

4分 T#15 Nathan Williams G失敗0-5
12分 T#11ナタニエラ・オト G成功7-5
20分 T#15 Nathan Williams G失敗7-10
24分 T#15立川剛士 G失敗12-10
40分 T#15立川剛士 G成功19-10

合計

1910

ゲーム抄録

前半

キックオフを東芝ノッコン。ファーストスクラムはヤマハとなる。ヤマハが回したボールをヤマハがモールにしたが動かず。

1分、東芝自陣10m-22mの中間でのスクラム。スクラムから出たボールにヤマハがオフサイド、東芝にPK。

2分、東芝敵陣10m近くでのラインアウト。東芝キャッチしてセンターでクラッシュ。左へ一度クラッシュ、#15立川から中央でポイントを作ろうとしたがパスミス。ヤマハキャッチするも迷い囲まれて東芝がターンオーバ。さらに反則から東芝クイックスタート。#12ストーミーの突破から\#14廣瀬がトライ。

6分、キックオフの蹴り返しはノータッチ。しかしヤマハ、このボールを処理仕切れず蹴り返してタッチ。東芝ハーフウェイでのラインアウト。

7分、これを取って東芝早く回す。ヤマハのディフェンスにほぼ阻まれる形でノッコンを取られる。ヤマハ自陣ハーフウェイ付近でのスクラム。

8分、スクラムから早く出したヤマハ、中央でクラッシュ。そこからラックを取るがちょっと迷い、右側でキック。東芝これをタッチに返すが風上でボールが伸びる。

9分、ヤマハ自陣10mでのラインアウト。ヤマハここでコラプシングを起こしてしまい、東芝敵陣残り7mでのラインアウト。ラインアウトから東芝すぐモールに組むがさっぱり動かず。ポイントから中央へ出して中へ走りこんだところでヤマハに反則。

10分、東芝残り5mからタップスタート。中央でモールに組みあがる。そのままガッツりドライブ、#8ニックが飛び込む。

12分、キックオフリターンを#11オトが前進。ヤマハディフェンスをするすると抜け、敵陣まで進入。ここでとめられたが東芝逆サイドへ振ってなおも前進。しかし左サイドでノッコン。

13分、ヤマハ自陣10mでのスクラム、ダイレクトで出して高速展開。敵陣まできてここでとまるがヤマハも展開を続ける。

14分、東芝敵陣10m-22mでのラインアウト。これはヤマハがとって回す。左サイドでアタックをかけ、かなり揺さぶったが、ヤマハはキックでタッチとなる。

15分、東芝自陣22mでのラインアウト。これもヤマハが奪取。ポイント真上でモールを形成して押し込む。ナローサイドへのキックパスを試みたが、ここは東芝がすぐキャッチ。蹴り返してタッチとする。

16分、ヤマハ敵陣10m-22mでのラインアウト。モールにしたが東芝がターンオーバ。キックに逃れる。ヤマハ敵陣ハーフウェイでのラインアウト。これはヤマハが取って回し、中央でクラッシュ。右へ展開してキックパス。これは#15立川がタッチへ処理。

17分、ヤマハ敵陣10mでのラインアウト。ヤマハがとって近くを攻撃したがノッコン。

18分、東芝自陣10mでのスクラム。ヤマハこれを奪取するがキックパスしてしまい、東芝がマーク。

19分、東芝自陣22mの内側でのフリーキック。タップからタッチへ蹴りだし、ヤマハ自陣10mでのラインアウトとなる。ヤマハ中央でクラッシュ、22mへ下げて#15ウィリアムズがタッチへ。

20分、東芝敵陣ハーフウェイのラインアウト。東芝こんどはとってセンタークラッシュ。そこから右へ展開するがパスミス、実質的にラインを下げられる。ヤマハの強烈なタックルに#11オトが転がされるがポップパスをつなぐ。東芝必死につないだが前進できず、結局#3笠井がスローフォワード。

22分、ヤマハ敵陣ハーフウェイでのスクラム。ヤマハすぐ蹴ってきたがダイレクトになってしまう。東芝ハーフウェイでのラインアウト。ここは取った東芝、中央でとったキックが長すぎてデッド。ヤマハ、蹴った位置でのスクラムを選択。

23分、ハーフウェイでのヤマハスクラム。左へ展開して10m進んだがそこで東芝押し出す。

24分、東芝自陣10mラインでのラインアウト。東芝ここはタップで取ると、敵陣22mまで前進。しかしここはヤマハがターンオーバ、逆サイドへ走りこんでみたがヤマハまたもキック。東芝自陣から逆襲、ヤマハのきついタックルにもポップパスでつなぎ、敵陣5mまで前進したが、ノッコン。

26分、ヤマハ自陣5mでのスクラム。ここはヤマハ、タッチに逃れる。

27分、東芝敵陣10m-22mでのラインアウト。東芝とってモールに組む。22m内側へ入ったところでサイド攻撃。#15立川のステップでゴール直下まで来て、東芝#10廣瀬がヤマハ\#12大西にゴール下で絡まれつつもトライ。二人とも重なった形でゴールポストにたたきつけられたが、下敷きになった#12大西がしばらくうずくまっていた。

29分、キックオフをまずは東芝タッチキックとする。

30分、ヤマハ敵陣10mでのラインアウト。ヤマハ逆サイドへ振るがパスミス、ゲインラインを切ったくらいのところでノッコン。

31分、東芝自陣10m-22mでのスクラム。トンネルにボールが戻ってしまいヤマハにFK。ヤマハここはクイックスタート、#6フェヌキタウがキックでインゴールに入れたが東芝押さえる。

32分、東芝ドロップアウト、ヤマハけり返して22mへ。東芝自陣22mラインでのラインアウト。東芝これも取ってモールに組み、タッチへ蹴りだす。

33分、ヤマハ自陣10mラインでのラインアウト。ヤマハこれは取るが押し返され東芝へボールが転がる。しかし東芝ミスプレーでヤマハにボールが転がり、ヤマハ早く逆サイドへ。しかし#15ウィリアムズが押し出されてタッチ。

34分、東芝自陣10mでのラインアウト。東芝とってモール。押すが前進できず、逆サイドへ展開。これで10mほど前進した東芝、右一杯からサイドを突くがボール停止。

35分、東芝ハーフウェイでのスクラム。ヤマハ早く出すぎ東芝にFK、東芝クイックスタート。逆サイドへ回ったボールは、#15立川がヤマハのディフェンスを切り裂き、さらにインゴールでも#11辻井のタックルをひっくり返してゴール。

37分、キックオフを東芝密集で押して15m前進。ここで攻め手がなくなって東芝キック。ヤマハ逆サイドを詰めて前進、キックを蹴ったところ#15立川の上をボールがぽーんと跳ねた。東芝なんとかボールを押さえて自陣から展開するもノッコン。

38分、ヤマハ敵陣残り15mでのスクラム。ヤマハ大きく展開して突破を試みる。東芝残り5mで壁のようなディフェンスを行うが、東芝ポイントへ速く飛び込みすぎ反則。

39分、ヤマハ敵陣5mラインアウト。モールに組んだがヤマハ、残り5mがまだ押し切れない。さらに東芝がボールを奪い取り、キックで返した。再びできたポイントで東芝が反則。

41分、ヤマハ敵陣22mラインでのラインアウト。ヤマハが押してできたラックで東芝が反則。

42分、ヤマハ残り5mでのラインアウト。ヤマハとってモールを組む。トライライン上の攻防を#7宮下が押し返す。東芝さらにこらえてヤマハを封じた。ヤマハバックスへ展開、スタンドで前進したがここもポイントができ、必死の攻防の結果東芝がターンオーバ。タッチへ蹴ってハーフタイム。

後半

後半は東芝がキックオフを蹴る。

ヤマハのキックオフリターンはノータッチ。東芝持って前進、逆サイドへ回してみたが東芝#13冨岡が相手選手をつかんでしまいオブストラクション。

2分、ヤマハ残り5mの位置でラインアウト。ヤマハ15mライン上でとってモールを組みプッシュ。#6フェヌキタウが持って前進したがアンプレで停止。ヤマハボール。

3分、ヤマハ敵陣残り5mでのスクラム。サイドをヤマハが突いたがゴールライン手前でとめる。アドバンテージはヤマハ、しかし中央では東芝が止めきった。ヤマハ右サイドへ展開、#15ウィリアムズが右隅へ飛び込んでトライ。

5分、キックオフの蹴り返しはまたもノータッチ。東芝自陣からボールを持って攻撃。敵陣でラックとなったがこれも東芝取る。しかしラック外で落としたボールをヤマハが奪取。#15ウィリアムズが逆サイドへ展開。東芝ディフェンスをかなり押し込む。中央へ回したところで東芝に反則。

8分、ヤマハ残り5mでのラインアウト。モールに取るが東芝一度は押し返す。中央へ寄せたところでインゴールへ入るがボールは止まってしまう。

9分、ヤマハ残り5mでのスクラム。ここはヤマハ早く回したが中央でクラッシュ、そこでノッコン。それを中央に待っていた#11オトが奪取、自陣10mラインまで走る。ここで今度は東芝がノッコン。

10分、ヤマハ敵陣10mでのスクラム。右サイドへ展開するが止まる。さらに中央でポイントを作り右へ回したところで東芝が押し返しアンプレ。

11分、東芝自陣ハーフウェイでのスクラム。ここでヤマハがメンバーを入れ替え。6-19, 13-21 へ。東芝スクラムから回すが押し返される。立川がボールを持ってヤマハディフェンスを押し返すと、逆サイドで東芝が人数を余らせる。#11オトが最後のディフェンスラインを切ってトライ。

14分、キックオフの蹴り返しはあまり伸びず。ヤマハ敵陣10mでのラインアウト、ヤマハこれをモールにするがぎっちり。展開sて逆サイドへ持ち出すがポイントになり、さらにナローサイドへ押したがタッチに押し出される。

15分、東芝自陣22m近くでのラインアウト。東芝モールに組んで押し出す。10mライン付近でヤマハが切れ崩壊する。そこで東芝内へ返してキックに逃れようとするがヤマハがチャージ。さらに東芝ノッコン。ここでヤマハ#20村田を投入。

16分、ヤマハ敵陣残り10mでのスクラム。中央でクラッシュしてポイントを形成、さらに右へ展開して前進。東芝のディフェンス人数を減らしたがなんとかディフェンス。さらにゴールラインぎりぎりでターンオーバ、タッチへ逃れる。

18分ヤマハ敵陣10m-22mの中間でのラインアウト。ヤマハとってモールをドライブ。22mを割ったところで東芝が割れ、残り10mまで前進。そこでヤマハがサイド攻撃を試みたがアンプレ。

19分、ヤマハ残り5mでのスクラム。東芝出たボールに飛び込んだがヤマハがボールキープ。右へ展開して中央でクラッシュ、再度左へ回したがタッチへ。しかし東芝反則のアドバンテージがありヤマハボール。

20分、ヤマハが残り10mでタップスタート。必死のヤマハの攻撃を東芝が防ぐが、また抜きパスを受けた#15ウィリアムズがまたも右隅へ飛び込む。

23分、ヤマハはキックオフを逆サイドへタッチキック。東芝ハーフウェイでのラインアウトとなる。#7宮下が敵陣22mへダッシュ。さらに左へ展開した東芝、キックパスを#15立川が押さえトライ。

25分、キックオフを東芝モールに組む。つぶれたところで逆サイドへ展開するがボールをこぼしてしまいノッコン。

26分、ヤマハ敵陣22m近くでのスクラム。東芝はハーフを入れ替える。逆サイドへ取ったヤマハだったがボールはターンオーバ。さらにうまく前進したが敵陣で東芝に反則。ヤマハクイックスタートでハーフウェイまで来て中央でクラッシュ。ここでタッチへ蹴ったヤマハのボールはタッチライン直前でバウンド、そのままタッチを割る。

27分、東芝自陣残り15mでのラインアウト。東芝ロングスローを取って前進。しかし敵陣に入ったところでノッコン。

28分、ヤマハハーフウェイでのスクラム。ヤマハ左右に展開してじりじり展開。東芝インターセプトを試みるがノッコン。

30分、ヤマハ敵陣残り35mでのスクラム。ヤマハ敵陣でボールを回し続けるが、ゲインライン付近でできたポイントを東芝奪取。東芝タッチに逃れる。

31分、ヤマハ敵陣10mライン付近でのラインアウト。モールに組んだヤマハ、右サイドへ展開。ここで快速でとばし22mを突破。なんとか東芝おいつくもヤマハも逆サイドへ展開。左にできたポイントで東芝反則。

32分、ヤマハ残り5mでのラインアウト。モールにするがすぐに崩れる。ヤマハ必死の攻撃も前に出すぎて反則を取られる。

33分、東芝自陣22mラインでのラインアウト。ラックに取った東芝、タッチへ蹴りだす。ヤマハ敵陣22mライン付近でのラインアウト、ヤマハすぐに展開。右側でモールになったが東芝が押して崩壊。右一杯で#15ウィリアムズが前進、さらにヤマハがボールを持って前進するも東芝が守り通す。ポイントでターンオーバして蹴飛ばしたがヤマハが取り返し敵陣へ、さらに東芝が反則を冒してしまう。

36分、ヤマハ残り5mでのラインアウト。しかしこれは東芝が取りタッチへ。ヤマハ22mでのラインアウト、これも東芝ディフェンスするがタッチに出してしまう。

37分、ヤマハ残り10mでのラインアウト。15mラインアウトで早く展開したが東芝ここもタックルで押さえる。さらに中央でヤマハがモール。右サイドへあまったヤマハ、しかしパスがでかすぎタッチ。

38分、東芝自陣5mでのラインアウト。東芝モールにして押し出す。ハーフが蹴ってノータッチとなり、ヤマハが持って攻める。22m目前でキックパスするが東芝が取り、逆サイドへ。キックパス気味のキックはなんとかタッチへ。

39分、ヤマハ敵陣10mでのラインアウト。東芝せるもヤマハが取る。ヤマハ速く回して逆サイドへ攻めるもポイントができ、東芝がボールをキャッチ。ヤマハディフェンスが何人もおいつくが、東芝なんとかパスで交わし中央へ。#15立川がゴール真下でボールを押さえトライ。

41分、キックオフのポイントでの攻防は東芝がボール奪取、逆サイドへ振ったがヤマハがターンオーバ。さらに右サイドでヤマハが走りこんだが東芝タッチへ押し出し。ここでノーサイド。

評価

東芝

#7宮下のタックルに象徴されるように、今日もディフェンスでしっかりしたものがあった。また、モールでまったく負けなかったことが大きい。さらに#15立川が珍しいランを見せたこともあるだろう。

しかし精度という面では、ヤマハに合わせてしまった面もあるように思われる。ラインアウトを何度も取られていたところは、サントリー戦でもあったので問題だし、シンビンも連発。ここは修正しなければならないところ。

ヤマハ

前半ポンポンと取られてしまってゲームが決まってしまった。そこでモチベーションが下がったわけではないのだろうが、どうも動きにぎこちなさが出てしまった。

ちょっとしたデコイでは東芝はついてこないし、ロールアウェイの速さでも負け。本日は完敗としかいいようがないが、ここまで成長してきたんだからすごいといえると思う。