リコーブラックラムズ-三洋電機ワイルドナイツ
試合開始 | 2007年1月8日14時00分 |
場所 | 近鉄花園ラグビー場 |
気象条件 | 晴れ、風はメインからバックへ。強風。 |
レフリー | 平林泰三 |
リコー | サンヨー | ||||||
阿部祐也 | 1 | 1 | 木川隼吾 | ||||
滝澤佳之 | 2 | 2 | 山本貢 | ||||
後半26分 交代→17 | 片岡俊介 | 3 | 3 | 相馬朋和 | |||
遠藤哲 | 4 | 4 | 福永昇三 | ||||
後半10分 交代→18 | Troy Jaques | 5 | 5 | 飯島陽一 | |||
後半17分 交代→19 | 川上力也 | 6 | 6 | 赤井大介 | 後半21分 交代→19 | ||
伊藤鐘史 | 7 | 7 | 若松大志 | ||||
Scott Robertson | 8 | 8 | Epeli Taione | 後半28分 交代→18 | |||
春口翼 | 9 | 9 | 池田渉 | ||||
武川正敏 | 10 | 10 | Tony Brown | ||||
齊藤敦 | 11 | 11 | 吉田尚史 | ||||
河野好光 | 12 | 12 | 入江順和 | ||||
後半10分 交代→21 | 田中洋平 | 13 | 13 | 霜村誠一 | |||
後半14分 交代→22 | 小吹祐介 | 14 | 14 | 北川智規 | |||
金沢良 | 15 | 15 | 田井中啓彰 | ||||
岡崎匡秀 | 16 | 16 | 水間良武 | ||||
後半26分 交代←3 | 笹倉康義 | 17 | 17 | 宮本安正 | |||
後半10分 交代←5 | 田沼広之 | 18 | 18 | Koliniasi Holani | 後半28分 交代←8 | ||
後半17分 交代←6 | 相亮太 | 19 | 19 | 江原和彦 | 後半21分 交代←6 | ||
月田伸一 | 20 | 20 | 佐藤久芳 | ||||
後半10分 交代←13 | Bryce Robins | 21 | 21 | 中村雅啓 | |||
後半14分 交代←14 | 池上真介 | 22 | 22 | 田辺淳 |
リコー | サンヨー | |
10分 T#2 山本貢 G失敗 | 0-5 | |
11分 T#5Troy Jaques G失敗 | 5-5 | |
17分 T#11 吉田尚史 G失敗 | 5-10 | |
19分 T#15金沢良 G失敗 | 10-10 | |
20分 T#6 赤井大介 G成功 | 10-17 | |
23分 T#2滝澤佳之 G成功 | 17-17 | |
34分 T#5Troy Jaques G成功 | 24-17 | |
41分 PG成功 | 24-20 |
6分 T#11 吉田尚史 G成功 | 24-27 | |
14分 T#14 北川智規 G成功 | 24-34 | |
25分 PG成功 | 27-34 |
27 | 34 |
サンヨーが左に陣を取り、キックオフを蹴って試合開始。
0分、タッチキックがタッチを出ないけりあいからリコーが出す。サンヨー自陣10mと22mの間でラインアウト。これをサンヨーとってモール、中央付近まで押し出す。サンヨーさらにタッチ際へ蹴り出し、リコーがキャッチしたとこをろタッチへ押し出してマイボールとする。
1分、サンヨーのラインアウトにリコー反則。しかしサンヨーがタッチキックを狙ってデッドボールラインを割ってしまい、蹴った場所でリコーボールのスクラムとなる。2分、リコー自陣10mでのファーストスクラムはサンヨーが回す。リコーが深めに蹴ったボールは蹴りあいとなり、サンヨーが敵陣でラインアウトをえる。
3分、参与0−敵陣10mと22mの中間でのラインアウトはサンヨーが取り右へ左へと展開するもほとんど前進できず。もとのところへ戻ったくらいのところでノッコン。
4分、リコー自陣22mライン付近でのスクラム。ここでリコー#1阿部が痛んで少し時間を食われる。リコー、ボールを持って前進。逆サイドへふりきり敵陣22mラインまで来たがノッコン。
8分、サンヨー#10ブラウンがスクラムからけりあいに持ち込み、リコーが自陣でラインアウトとなる。これはリコー取るがタッチキックとして、サンヨーの敵陣10mでのラインアウトとなる。
9分、サンヨー敵陣でのラインアウト。長めのラインアウトをしっかり確保したサンヨー、リコーディフェンスを左右に振り、最後はなぜか右隅にいたサンヨー#2山本がバックラインをちぎってトライ。
11分、リコーのキックオフをサンヨーが後逸。ここにリコー#5ジャックスがなぜかいて、ボールをキャッチ。唖然とするサンヨーディフェンス、だれもおいつけずそのままジャックスが左隅へトライ。
13分、キックオフのボールをリコーがタッチとしてサンヨーのハーフウェイでのラインアウト。サンヨーこれをタップしそこねリコーがボールを確保。タッチ際へ蹴るがここはサンヨーがけり返し、けり合いに。リコーが敵陣でけりだす。14分、サンヨー22mでのラインアウトをリコーが確保。モールとして、さらにサンヨーがノッコン。
15分、リコー敵陣10mと22mの間でのスクラム。中央へ回し、まず一度クラッシュ。左へ展開してキックパスを試みたが、長すぎてデッドボールラインを割る。
16分、サンヨーのドロップアウト。リコーがこれに対してけり返すが、サンヨーはボールを持って前進。ハーフウェイ付近で#11吉田がボールを受けるとその快速にリコーだれも追いつけず、50m以上独走トライ。
18分、キックオフのボールをポイントでリコーが奪取。うまくボールをつないで#15金沢ががサンヨーの裏へ抜けトライ。
20分、キックオフをグラバーで蹴ったサンヨー、リコーがボールを追ったが追いきれず。ポイントでリコーの反則を取られ、クイックスタートしたサンヨー最後は#6赤井が飛び込んでトライ。
22分、キックオフからサンヨーがけり返したボールをリコー確保。サンヨーのディフェンスを押し下げるように前進、いったんはクラッシュするが左へ展開したボールがうまくつながり、トライライン上へトライ。
24分。キックオフからけり合いになり、リコーがタッチラインへ蹴り出す。サンヨー自陣10mでのラインアウトとなる。ここはサンヨーがキャッチ、一度崩れるがモールに組みなおす。サンヨーこれをハーフがハイパント、リコーがボールを奪取してタッチへ。
26分、サンヨー自陣10mでのラインアウト。リコーがノッコンしサンヨーボールの15mスクラムと変わる。サンヨーこれをうんまく展開。いったんナローへふり、リコーが振られたところでワイドに展開。#10ブラウンのキックパスでうまく前進し、敵陣22mまで来たがサンヨーに反則。
28分、リコー自陣ハーフウェイ付近でのラインアウト。リコーキャッチし、モールに組み上げて押すが崩れサイド攻撃に。これに対しサンヨーが止めるが反則を取られる。
29分、リコー敵陣22mライン付近でのラインアウト。これをリコーのキャッチャーがおとしてしまい、サンヨーボールに。サンヨー一気に敵陣へ。10mライン上でポイントをつくり、さらに奥へ。しかし10mと22mの間でリコーがサンヨー#10ブラウンにナイスタックル、ノッコンを誘い出した。
31分、リコー自陣でのスクラム。いちどサイドを突いてキック、深めに入ったキックはけりあいにはなったが、リコーがすこし陣地をすすめた。
32分、リコーハーフウェイでのラインアウト。リコーとってモールとしたが崩れてサイド攻撃の形に。ここからリコー粘り、#10武川がグラバーを蹴ってチェイス。サンヨーけりだすしかなくタッチに。
34分、リコー敵陣残り10mでラインアウト。サンヨーも必死にディフェンスしたが、リコーがラック連取で攻め続け#6ジャックスが飛び込んでトライ。少々難しい角度のキックも決まった。
35分、リコーがキックオフのボールを確保。前進したところでサンヨーのディフェンスがボールを奪取しそうになったが蹴りあいに持ち込む。サンヨー#8タイオネが前進。これをリコーが止めた位置がリコー陣10mライン、ここで平林さんがプレーを止める。これは単なるアンプレであったが、リコーこの中で反則。
38分、リコーが反則。サンヨー敵陣22mでのラインアウトを得る。サンヨーこれを速く展開。22mを割ったくらいでポイントを作る。しかしこれをリコーが奪取、逆に自陣10mまで押し返し、さらにポップパスを出したがこれはスローフォワード。
39分、サンヨー敵陣10mライン付近でのラインアウト。これもサンヨー早く展開、#14北川の快速で22mへ入り込む。さらにリコーがオフサイドの反則、サンヨーがPGを選択。#10ブラウンにはやさしい角度で成功したところでハーフタイム。
後半はリコーのキックオフで試合開始。
キックオフをサンヨー逆サイドへ展開。しかしこれは途中でノッコン、リコーあっさり敵陣でスクラムを得る。残り15mから攻め、キックパスを狙ったがこれはサンヨー蹴り返し。しかしリコー、これもキャッチして攻撃。サンヨーの反則を誘い出す。
2分、リコー敵陣5mでのラインアウト。リコー、マイボールを確保したがサンヨーがうまく分断、リコーのノッコンを誘い出す。サンヨーのキックにリコーもけり返すが、これがデッドボールラインを割ってしまい、キック地点でのサンヨースクラム。
3分、自陣22m付近でサンヨーのスクラム。サンヨーもって攻撃、敵陣10mまで入り込む。リコー蹴って入り込むがけりあいになり、サンヨーがボールをキャッチ。リコーディフェンスの間をくぐった#14吉田がまたも50m走りきりトライ。
6分、リコーのキックオフがダイレクトタッチ。センタースクラムとなる。これはサンヨーのハーフがタッチキックとした。
7分、リコー自陣22mでのラインアウト。これをモールとしてリコー前進、しかし崩されてしまい#10武川がタッチへ蹴った。8分、ハーフウェイでサンヨーのラインアウト。ラインアウトモールで反則があり、FKからサンヨーがタップスタート。速く回したところでリコーがノッコン、敵陣10mでスクラムを得る。
9分、サンヨー敵陣でのスクラムから展開。10mラインに持ってきてタッチへ蹴り残り7mとする。10分、リコー自陣ラインアウトをサンヨーがキャッチ。ラックとなるがここはリコーが取り返してタッチを蹴る。
11分、サンヨー敵陣22m付近でのラインアウト。サンヨーこれを取って回したが人数にあまりがなくもとのポイント付近でラックに。ここからボールが出せず反則となる。しかしこれにリコーがノータッチキック、#13霜村が残り5mまで持ち込む。リコーディフェンスここで止めボールを奪おうとするが失敗、サンヨー逆サイドへ展開し、#14北川がトライライン上にボールをダウン、トライとなる。ここで一番、深い角度のゴールを#10ブラウンが決める。
15分、キックオフのけり返しでリコー自陣10mラインでのラインアウト。しかしサンヨーがラックとし、これを奪取。逆サイドでポイントを作るがこれをリコーが再奪取。タッチキックとする。
16分、サンヨー敵陣10mでのラインアウト。ショートラインアウトはサンヨーがタップを失敗、タッチに出してしまう。リコー自陣5mでラインアウト。これもリコー#8ロバートソンには長すぎい、サンヨーがボールを奪取。そのまま攻めるが残り5mでタッチに出る。
17分、リコー自陣5mラインのラインアウト。インゴールから#10武川がタッチキックとし、サンヨーが敵陣10mと22mの間でのラインアウトとする。サンヨーこれを速く回し、中央でクラッシュ。右サイドへ展開、一度クラッシュを受けるがボールをキープ、逆サイドへ回し、人数が余ったがスローフォワード。
19分、リコー自陣5mラインでのスクラム。しかしリコー、ここも#10武川に回すしかなくタッチキック。
20分、サンヨー敵陣22mでのラインアウト。サンヨー取って近くを突破。少し前進、さらに展開とラック連取を続けるが、ポイント中でノッコン。21分、リコーのスクラムは回ってサンヨーがボールを確保するがノッコン。ほぼ同じ位置でのやり直しとなる。
22分、スクラムでのプレッシャーはサンヨーが押した。リコー#8ロバートソンにもたせるもこれをサンヨー襲撃、しかしハンドの反則を犯す。23分、リコー自陣22mと10mの中間でラインアウト。これをモールとしてドライブしようにもサンヨーに崩され、スタンドオフが蹴って敵陣へ返すのが一杯。
24分、サンヨーハーフウェイでのラインアウト。あっという間に逆サイドへ振り、リコーの反則を誘い出す。(自陣10m)さらにサンヨーがタップキックで攻撃するがここはリコーが逆襲、ボールを奪い取る。リコーの前進にサンヨーが今度は反則。22mを割ったところでリコーがPGを選択。これを成功させ7点差に追いすがる。
26分、キックオフのボールをサンヨー確保。#10ブラウンがパントを蹴るがこれに対しリコーが持って反撃。今度はリコーも前進できず#21ロビンスがパント、サンヨーもけり返すがタッチ。
28分、リコー敵陣10mラインでラインアウト。サンヨーがボールを奪取。けりあいに持ち込んだがサンヨー陣内でゲームが進む。リコーが持ってハーフウェイへ出たが、ポイントでサンヨーがオーバー。前進を試みるが結局パント、けり返しのリコーのキックがタッチを割る。
30分、サンヨー敵陣10mライン少し奥でラインアウト。これをサンヨーキャッチ、モールで長距離ドライブ、敵陣残り10mまで入る。ここで中央付近へ展開したがリコーがボールを確保してキック。ハーフウェイ付近まで戻ったボールはサンヨーが再び確保。22mライン付近へ前進。
32分、リコーがオフサイドの反則。サンヨー、タップスタートするも残り3mでリコーがとめる。サンヨーもポイントから展開して攻めるが、リコーに抑えきられ、結局サンヨーの反則となる。
33分、リコー自陣22mライン上でのラインアウト。これをリコーが取りモールとするが回転するばかりでなかなか前進できない。#10武川がタッチキックとした。
34分、サンヨー、リコー陣内ハーフウェイ付近でのラインアウト。これもサンヨーがモールとし、千切れる間に前進するが#10ブラウンはキック。リコーもって前進するがこれもキック、サンヨーの速い足に自陣へ持ち込まれるが、ここもリコーがボールを奪取。またも#10武川がタッチへ。
36分、サンヨー自陣10mラインでのラインアウト。これをサンヨー取れずリコーが取るがキック。サンヨーのけり返しにリコーもけり返し。サンヨー#13霜村が持って攻めたりもするが決定的なゲインではなく、けりあいに。結局リコーがまたタッチキックとした。
37分、ハーフウェイでサンヨーのラインアウト。ここでパスが乱れノッコン。リコーの敵陣10mでのスクラムに。ここから中央付近で#10武川が出そうとしたパスにサンヨーが反則。
39分、リコー敵陣22mライン上でのラインアウト。これはリコーがタップで取り、ラックから展開する。しかしサンヨーのディフェンスがプレッシャーをかけ、ずるずると下げられる。さらに反則を冒してしまい、リコーチャンスを喪失。
41分、ハーフウェイでのサンヨーラインアウトをサンヨー確保。しかしポイントでボールをうばったリコー、必死の前進を見せるが残り10mでまたも反則。サンヨーにタッチにけりだされてノーサイド。
フォワード戦はまあまあ戦えていた。ポイントをはがす場面もあり、スクラムが回されていたことを除けばよかったと思う。ただ、決め手に欠けた攻撃で、大事なところで反則を取られて終了というパターンで負けてしまったかと思われる。
勝ち点2を拾ったのだから、よしとせねば、という見方もある。
フォワードは少々負けていたが、バックスの速さでリコーを振り切った。ブラウンのキックは今日はさほど脅威というわけでもなかったが、これはそれほど難しいキックがなかったこともあるだろう。