トップリーグ2006

NECグリーンロケッツ-トヨタ自動車ヴェルブリッツ

試合開始2007年1月14日12時00分
場所秩父宮ラグビー場
気象条件はれ、風はメインからみて左から右へ
レフリー平林泰三

メンバー表

NEC トヨタ
久富雄一 1 1 高柳健一
後半37分 交代→16 水山尚範 2 2 高山勝行 後半11分 交代→16
後半24分 交代→17 東考三 3 3 豊山昌彦 後半22分 交代→17
安田知生 4 4 Daniel Quate 後半37分 交代→18
熊谷皇紀 5 5 谷口智昭
大東毅 6 6 菅原大志
Glenn Marsh 7 7 中山義孝
箕内拓郎 8 8 Tamaiti Horua 後半19分 交代→19
辻高志 9 9 麻田一平
松尾健 10 10 廣瀬佳司
前半38分 交代→22 武井敬司 11 11 久住辰也 後半34分 交代→21
向山昌利 12 12 難波英樹
水田雄也 13 13 赤沼源太 後半39分 交代→20
窪田幸一郎 14 14 遠藤幸佑
Shayne Austin 15 15 正面健司 後半19分 交代→22
後半37分 交代←2 山本貴治 16 16 中村嘉樹 後半11分 交代←2
後半24分 交代←3 猪瀬佑太 17 17 中野真二 後半22分 交代←3
宮村眞也 18 18 北川俊澄 後半37分 交代←4
Semisi Saukawa 19 19 菊谷崇 後半19分 交代←8
西田創 20 20 山本剛 後半39分 交代←13
森田茂希 21 21 岩本健一朗 後半34分 交代←11
前半38分 交代←11 石田由憲 22 22 Orene Ai'i 後半19分 交代←15

得点経過

前半

NEC トヨタ
9分 T#5 谷口智昭 G失敗0-5
10分 PG成功0-8
19分 PG失敗0-8

後半

1分 PG成功0-11
5分 PG成功3-11
8分 T#7Glenn Marsh G成功10-11
17分 T#19Semisi Saukawa G失敗15-11
22分 PG成功15-14
35分 T#14 遠藤幸佑 G失敗15-19

合計

1519

ゲーム抄録

前半

トヨタが風上を取り、NECがキックオフを蹴って試合開始。

キックオフのリターンキックはノータッチ。NEC#15オースティンが取って小パントで相手の裏へ出ようとするがこれはトヨタ押さえた。しかしそこでできたラックで、トヨタがホールディングの反則。NEC#7マーシュが絡んだ。

1分、NEC最初のラインアウトは敵陣10mライン付近。しかしこれをNEC落球、トヨタがターンオーバ。いったん縦を突いてハーフウェイ付近でワイドに展開。自陣から敵陣へ、さらに残り1mまで一気に進入、そこでできたラックのナローサイドを突いて#5谷口が飛び込んでトライ。NEC接点で押され負け。

4分、キックオフをトヨタがキック、しかしまたもノータッチ。こんどはNECがもってクラッシュ。ポイントからボールを出したところで受けたNEC#10松尾が落球、ノッコン。ここでファーストスクラムとなった。

5分、トヨタ敵陣10mラインでのスクラム。#10廣瀬にまわったところでNECがナイスタックル。しかしボールはトヨタ継続、#14遠藤のゲインで22m圏内へ入り込む。さらにほぼ中央でできたラックのサイドをトヨタ突いて行き、NECの反則を誘い出す。

7分、トヨタ敵陣残り5mでのラインアウト。トヨタこれも取ったがつぶれる。ボールはトヨタが継続、さらに中央でのラックでNEC#8箕内がオフサイド覚悟のプッシュ、しかしこれも決定的にはならず。トヨタバックへ回したところでNEC#14窪田がインターセプト。これをトヨタ片手でタックルして止める。NEC#14窪田、\#4安田へパスしたがこれがノッコン。

9分、トヨタ敵陣22mでのスクラム。中央付近へパスしたがラックに。これにNEC#7マーシュが横から入り込んでしまいオフサイド。トヨタPGを選択、これをばっちり決めてリードを広げる。

10分、キックオフはトヨタがタッチキックとする。11分、NECハーフウェイでのラインアウト。これを両者はじくがNECがタッチ付近で押さえる。NECうまく前進、さらに#10松尾がハイパントをあげるがトヨタがボールを奪取。ここにNECからんだが、NECにノッコンの判定。

13分、トヨタ自陣22m付近でのスクラム。トヨタこれはすぐに#15正面へパス、タッチとする。同じく13分、NEC敵陣10mでのラインアウト。ここはNECモールにしようとしたが崩壊。しかしボールはNECがキャッチ。#10松尾がゴロパスで通し、#15オースティン、\#14窪田とわたったが窪田がタッチを踏まされる。

14分、トヨタ自陣5mでのラインアウト。これはトヨタが取ってモールとし、#15正面がタッチへけりだして当面のピンチを脱出。

15分、NECハーフウェイでのラインアウト。NEC今度もモールとするが、トヨタまったく押させず結局アンプレイアブル。トヨタスクラムとなる。

16分、ハーフウェイでのトヨタスクラム。#10廣瀬のダミーはNEC止めるがボールは継続。ハーフウェイ付近での攻防となったが、トヨタ結局ハイパント。しかしこれをNEC落球。またもトヨタ、スクラムを得る。

18分、トヨタ敵陣10mライン付近でのスクラム。中央付近へのパスで#12難波にNECがビッグタックル。これで難波は落球するが、NECのハイタックルという平林さんの判定。トヨタPGを選択するが失敗。

20分、NECのドロップアウト。トヨタがマイボールとして自陣から回して攻め、左側で#11久住がグラバーを蹴り前進。NEC取ったがそのまま押し出される。

21分、トヨタ敵陣22mでのラインアウト。トヨタこれをとって回したがNEC堅いディフェンス。ボールを奪取したがNECもうまく攻めきれずパント。トヨタとって攻撃したがホールディング。

22分、NECが自陣からPKをタップキックスタート。ハーフウェイまで持ち出したところでトヨタに反則。しかしNEC、これをノータッチキックとしてしまい蹴り合いにはまる。結局#15オースティンがトヨタディフェンスを切り裂き、さらにインゴール間際へのパントを蹴ったが、ここはトヨタがインゴールへ持ち込んで押さえる。

24分、NEC残り5mでのスクラム。これを速く回したが最後でスローフォワード。トヨタのナイスタックルが生み出したもの。

24分、トヨタ自陣5mでのスクラム。トヨタここはタッチキックを蹴る。

25分、NEC敵陣ハーフウェイ付近でのラインアウト。速くつぶしたトヨタ、しかしボールをはとれずNEC#8箕内が前進。しかしライン際でのポイントから出たボールはNECがノッコン。

25分、トヨタ自陣10mでのスクラム。エイトがもってサイドを突いたが結局パントの形となり、NEC#15オースティンがタッチキックを蹴った。

26分、トヨタ敵陣10mでのラインアウト。モールとしてドライブ。そこからボールが出たがいまひとつ前進できないうちにノッコン。

28分、そのスクラムをNECがボールキャッチ。さらに右サイドを#14窪田が突いて敵陣へ入り込むが、ポイントでトヨタがボール奪取。一気に前進、さらにうまくタッチへけり出して前進。

29分、NEC自陣残り15mでのラインアウト。これはNEC取ってタッチへけり出したが浅く、トヨタ敵陣22mでのラインアウトと変わる。トヨタここもボールを持って攻めるが、ポイントでの連続攻撃をNECターンオーバ。しかしNECの攻撃はパントになってしまい、そのパントをトヨタがキャッチしようとしたところでNEC#15オースティンが選手をプッシュしてしまい反則(ノーバインドタックル)。

31分、トヨタ敵陣残り5mでのラインアウト。モールを押したが崩壊。さらにポイントから中央へ出したが、結局ボールが離せずトヨタ反則。

32分、NEC自陣22mでのラインアウト。ここからNEC攻めきれずタッチへけりだす。

33分、トヨタ敵陣22mでのラインアウト。トヨタもってせめ、最後は#10廣瀬がパントでパスを試みたがインゴールでノッコン。

34分、NEC自陣5mでのラインアウト。NECこれもパントにしてしまいトヨタボールに。トヨタが攻撃するも逆サイドへタッチ。しかし判定はNECがタッチへ出したとなった。

35分、トヨタ敵陣残り15mでのラインアウト。これはトヨタがノッコンしてしまい同じ位置でのスクラム。37分、NEC自陣15mのスクラム。トヨタ側にボールがこぼれるが、NECのノッコンだったようで、トヨタボールでのやり直しとなる。

39分、トヨタスクラムサイドを攻めるがポイントでNECがターンオーバ。タッチへ蹴ってピンチを脱出。39分、トヨタ敵陣10mと22mの間でのラインアウト。取って回したが22mを割ったところでノッコン。

40分NEC自陣でスクラム。しかし#15オースティンのキックが浅く、トヨタ敵陣5mでのラインアウトに。しかしノットストレートの判定が下ったところでハーフタイム。

後半

後半はトヨタが風下でキックオフ。

キックオフのボールをトヨタが奪取。ポイントから速く回す攻撃と、個々人の突破力でつなぐ。22mを突破したところでNECに反則。トヨタすかさずPGを選択。距離も角度も良いところで成功。

2分、深いキックオフをトヨタタッチへけりだす。NEC敵陣10mでのラインアウト。NECこれをキャッチして早く回すがゲインができないところでボールを奪取される。トヨタ敵陣へ進入。しかし中央付近で逆にNECがボールを奪取。こんどはNECが22mの内側へ入り込む。最後はNECがパントパスを試みてデッドボールとするも、その前のトヨタの反則が取られた。NECここはPGを選択、成功させる。

5分、浅めのキックオフをNEC自陣10mでモールに。そこからNEC蹴ってしまい、さらにトヨタも蹴ったがNECがもったところで押し出されタッチ。

6分、トヨタ自陣10mでのラインアウト。ラックからなかなかボールが出ず、ポイントを左へもっていくがNECボールのスクラムに変えられる。

7分、NEC敵陣10m目前でのスクラム。スクラムサイド攻撃から左オープンへ振り、ポイントができたところで逆サイドへ振って#10松尾のキックパスが成功、#14窪田のパスが利いて\#7マーシュが最後は押さえトライ。さらに非常に難しい角度のゴールをNECが決めた。

10分、NECのキックオフリターンはノータッチ。トヨタ自陣から持って攻めるが中央付近でノッコン。しかしこのスクラムからNECタッチへ出されてしまう。

11分、トヨタ自陣22m-10mでのラインアウト。22mからタッチをけりハーフウェイへ。

12分、NECハーフウェイでのラインアウト。NECこれもきっちり押さえるが結局パント。トヨタのけり返しはタッチを割り、結局は状況のやり直しとなる。

13分、NEC敵陣ハーフウェイ付近でのラインアウトをトヨタ奪取。しかし外へ振りそこねトヨタに反則が取られる。

14分、NEC敵陣22mでのラインアウト。ボールはトヨタ側へ転がるが、ボールを押さえきれず反則。

15分、NEC残り5mでのラインアウト。NECラックサイドをがんばって突くがトヨタのディフェンスが堅く、ボールを奪取。しかしタッチを狙ったキックにチャージがかかり、トヨタのオフサイドを誘い出す。

16分、NECもう一度残り5mでのラインアウト。これもNECが取るが、こんどはモールを形成。インゴールまで押し切りトライ。いつのまにか入っていた#19サウカワが押さえる。

19分、NECがキックオフをノッコン。トヨタここもしっかり回し、パワーで前進。右はしから中央、少し左とポイントを作るがここはNECが堅守。しかしNEC反則を取られる。これをトヨタPGとし成功させる。

23分、キックオフ蹴り合いはタッチとなりトヨタ自陣22mでのラインアウト。24分、さらに蹴り合いとなりトヨタ自陣22mでのラインアウト。

ラインアウトのボールはトヨタがなんとか確保してタッチを蹴る。この前にNECがノッコンを冒しておりトヨタ自陣でのスクラムとなる。

26分、トヨタ自陣22mの内側でのスクラム。キックに対しNECチャージ、ボールをNECが押さえるも、NECも攻め手なしでキック。これは長すぎてデッドボールとなる。

26分、トヨタ自陣10mライン付近でのスクラム。前進できなかった焦りからパントをあげるがこれはNECに取られる。しかし#10松尾のキックはダイレクト。

27分、トヨタハーフウェイでのラインアウト。これを取ってトヨタ回すもNECがハイタックル。しかしトヨタこのキックを失敗。ほとんどゲインできず。

28分、トヨタ敵陣ハーフウェイでのラインアウト。持って攻めて10mまで入るがポイントサイドでの前進が止められ、NECがボールを奪取。しかしNECはこれをパント。トヨタが再度もって攻撃。トヨタは近場を攻め続けるがここはNECの堅いところ。

30分、トヨタが敵陣10mでモールを形成。ドライブして22m付近まで持ってきたところで回したがNECのディフェンスにボールを奪われる。

31分、NEC陣10mラインでトヨタがボールを奪取。ハーフウェイでNECがボールを奪取。さらにトヨタがハーフウェイでボールを奪取と厳しい攻防は、トヨタが敵陣へ入り込んで前進。キックパスをトヨタ奪取、さらに残り10mまで入り込んだがトヨタの試みたキックパスはNECがチャージ。NEC、タッチキックをけり結局自陣10mでのラインアウトにする。

33分、トヨタ敵陣10mでのラインアウト。モールを押した#14遠藤のナイスランで22mへ入り込み、中央での突破を試みてゲイン。しかしここはNEC堅守で押し返す。しかしトヨタボールを持ってもう一度攻めなおし、最後は#14遠藤が右隅へ飛び込み、自分はインゴールから飛び出すもボールをインゴールへ。トライとなる。(ボールがインゴールにあれば、キャリヤはタッチを飛び出ていてもトライとなります)

37分、キックオフはトヨタがタッチに。NEC敵陣10mでのラインアウト。これをNECとって回し、ポイントでの圧力をかけるがハーフがボールをポロリ。トヨタ自陣10mでのスクラムとなる。

39分、トヨタ自陣でのスクラムをうまくモールに変え、前進。しかし途中で平林レフに当たってしまい笛。トヨタボールとなる。敵陣10mでのスクラムはトヨタがノッコン。

41分、NEC自陣ハーフウェイでのスクラム。ナローへの再度攻撃から、NECタッチラインを走る。22mへ入り込む。トヨタ残り15mくらいでのディフェンスと変わり、必死の攻撃としてトヨタの反則を誘い出す。ペナルティはNECがタップキックスタートとしモールとするが崩壊。さらにNECが反則としてしまいノーサイド。

評価

NEC

ディフェンスはさすが機能していたが、得点力が低かった今期のNECを象徴するようなゲームだった。

トヨタ

ディフェンスが怪しかったのはいつものトヨタだったが、今回はパワーでNECを圧倒。なんとかかんとか勝ちを取った。