第45回日本選手権

近鉄ライナーズ-慶應義塾大学

試合開始2008年2月23日12時00分
場所秩父宮ラグビー場
気象条件はれ。風は南から。後半にかけて強まる。
レフリー麻生彰久

メンバー表

近鉄 慶応
後半10分 交代→16 石田大起 1 1 加藤博之
重枝孝二 2 2 川村慎
成昴徳 (Song An Do) 3 3 廣畑光太朗 後半14分 交代→17
後半2分 交代→18 Ipolito Fenukitau 4 4 岡田龍
ルアタンギ・侍バツベイ 5 5 村田毅 後半25分 交代→18
佐藤幹夫 6 6 山崎真二朗
大隈隆明 7 7 千葉和哉 後半27分 交代→19
タウファ統悦 8 8 松本大輝
後半2分 交代→20 北村一真 9 9 皆良田 勝 後半14分 交代→20
重光泰昌 10 10 川本祐輝
前半15分 交代→22
後半26分 交代→22
四宮洋平 11 11 出雲隆佑
後半2分 交代→21 山崎明俊 12 12 浜本勇士
Andrew Mailei 13 13 浜本将人
田中優介 14 14 山田章仁
坂本和城 15 15 小田龍司
後半10分 交代←1 塩見圭太 16 16 柳澤秀彦
奥田英二 17 17 福岡良樹 後半14分 交代←3
後半2分 交代←4 袋井隆史 18 18 小澤直輝 後半25分 交代←5
濱里祐介 19 19 伊藤隆大 後半27分 交代←7
後半2分 交代←9 金喆元 (Kim Chulwon) 20 20 花崎亮 後半14分 交代←9
後半9分 交代←22後半2分 交代←12 Jeffrey Ierome 21 21 篠原健悟
後半9分 交代→21 前半15分 交代←11後半26分 交代←11 松井寛将 22 22 保坂梓郎

得点経過

前半

近鉄 慶応
0分 PG失敗0-0
12分 T#8タウファ統悦 G成功7-0
16分 T#13 浜本将人 G成功7-7
30分 T#15坂本和城 G成功14-7
35分 T#9 皆良田 勝 G成功14-14

後半

4分 T#12山崎明俊 G成功21-14
6分 T#9北村一真 G成功28-14
12分 T#10重光泰昌 G失敗33-14
28分 T#5ルアタンギ・侍バツベイ G失敗38-14
43分 T#13Andrew Mailei G成功45-14

合計

4514

ゲーム抄録

前半

慶応がメインから見て左をとって、キックオフを蹴る。

浅めのキックを慶応みずからキャッチ。左サイドでの連続ラックから前進を試みるが、近鉄反則で35秒慶応がペナルティゴールを選択。これは失敗して近鉄がタッチダウン。

1分、近鉄ドロップアウト。敵陣へけりこむ。慶応自陣ハーフウェイから右サイドに展開。22m手前からパントするがゴールラインを越えてしまい抑えたのは近鉄。

2分、近鉄2回目のドロップアウト。慶応、敵陣で小パントをキャッチ。22m手前でボールをキープ、左へ展開、22m手前へ持ち込む。ラック連取でパスを乱したところで、慶応早すぎのオフサイド。

4分、近鉄ハーフウェイでのラインアウト。短いラインアウトを近鉄取り損ねタッチへ。

5分、近鉄自陣ハーフウェイでのラインアウト。近鉄とってモールを形成。5mドライブしてハーフウェイで崩壊、ラックに。#15坂本が抜けてハーフウェイを越えるも、近場で近鉄が反則。

6分、慶応自陣ハーフウェイでのPKはけりあいとなり、近鉄#5バツベイが自陣からキャリー。慶応ボールを奪うも落球。

7分、近鉄自陣10mでのスクラム。近場へ出すも近鉄スタンドオフがパント。慶応自陣10mで押さえ、ラックからまたも右へ蹴飛ばす。これがロングタッチに。

8分、近鉄自陣残り15mでのラインアウト。タップするもノットストレート。15mスクラムとなる。慶応すぐに出すもノッコンを取られる。

9分、近鉄自陣残り18mでのスクラム。慶応バインドを早くはずしすぎオフサイド。

10分、近鉄自陣10m奥でのラインアウト。早いスローからモールを形成、じりじりと押していく。センター#13が抜けて敵陣へ。22m手前で小パントは慶応抑えるも、近鉄#15坂本が捕まえノッコンを誘い出す。

11分、近鉄敵陣残り5mでのスクラム。右ナローへ出た#8タウファがラインを切った。

14分、慶応キックオフは10m奥へ。またも自ら押さえ、右へ進行。22mを越えるもポイントでノッコン、さらにボールは近鉄が取りタッチへ。

15分、慶応敵陣22m外でのラインアウト。キャッチから早く展開、左へのラインを攻撃する。#13浜本がパスをお手玉するもインゴールへ。近鉄#15坂本がボールに絡むもトライが認められる。

16分、近鉄キックオフ。22mへのキックは慶応がけり返し、近鉄自陣からキャリー。右へ展開して敵陣へ入るも、慶応のタックルにノッコン。

19分、慶応自陣ハーフウェイでのスクラム。一度右へ振ってから、左へのキックは転がってタッチへ。近鉄自陣22mでのラインアウト。近鉄とってモールを形成。慶応耐え切れずペナルティ。

20分、近鉄ハーフウェイでのラインアウト。タップからセンタークラッシュでラックを形成。逆目への展開を試みるも敵陣に入ったあたりでオフサイドを取られる。

21分、慶応自陣でタップスタート。右へ展開するも#14山田が押し出される。

22分、近鉄自陣10mでのラインアウト。モールを形成して、今度はドライブ。敵陣にはいって右へ大きく展開するも右ぎりぎりでパスが乱れ、ノッコンを取られる。

23分、慶応敵陣ハーフウェイでのスクラム。早く出したが近鉄が襲撃。慶応のホールディングを叩き出す。

24分、近鉄敵陣10m-22mでのラインアウト。近鉄とってモールを形成。中へ寄せてから左へ展開。クラッシュからもう一度順目へ回すもこれは慶応が対応。さらに展開したポイントで慶応がキャッチ。慶応左へ展開、さらに右へ回すも中央でパスを取られる。近鉄敵陣で縦に突っ込み、オフロードパスをつないで残り7mまで近づく。近鉄ここでノッコン、慶応がボールを奪うも、サイドへゴロを出すのが一杯。アドバンテージとなる。

26分、慶応自陣7mでのスクラム。エイトから右へすばやく展開するもインゴールからタッチへのキックが一杯。しかし結構ロングになった。

28分、近鉄敵陣10mでのラインアウト。どちらもうまく取れずラックに。近鉄ボールを出してセンターから右へキック。慶応じじn22mで取り#13浜本がうまいステップで敵陣へ。敵陣10mラインでラック、ここから一つ出すもラックで近鉄が奪取。左へのパントは慶応が取ってラック、右一杯を慶応がうまくキックで転がす。近鉄自陣ハーフウェイでとってキャリー、敵陣10m奥でのラックとなる。右へ出したボールを#4フェヌキタウが抜け、最後は#15坂本へつないでトライ。

31分、慶応キックオフ。22mラインへのキックから#5ルアがキャッチ。ラックになる。その脇を#7大隈がするすると抜けハーフウェイまで走る。ここでポイントになるも近鉄がボールをキープ。ハーフウェイ付近での左への大きいパスで左へ展開するもゲインは取れず。さらに慶応がポイントでボールを奪取。ワイドに展開するもパスを乱して姉妹抑えられる。近鉄ここで反則、慶応ボールキープもゲインなし。

34分、慶応ここもタップスタート。#9かいらだが一つパスダミーを入れて近鉄ディフェンスを破る。風が南風に変わり強くなってきた。ここで慶応がゴールキックにプレーサを導入。

36分、近鉄キックオフ。まっすぐ22m奥へけりこんだキックは、慶応蹴り返すも浅すぎる。

37分、近鉄敵陣22m奥でのラインアウト。近鉄はじいてしまいノッコン。慶応15mスクラムとなる。慶応まっすぐけりこみハーフウェイで近鉄がキャッチ。#11四宮が持って前進、慶応が危険なタックルを取られる。

38分、近鉄PKはタッチを割らず、慶応蹴り返すも風で戻される。近鉄敵陣ハーフウェイでのラインアウト。早いキャッチから早く展開、15mをすぐに越えさせる。さらにハーフウェイ付近で展開するも、近鉄パスを乱してしまいノッコン。

39分、慶応ハーフウェイでのスクラム。出たボールに近鉄が反則、40分慶応タップキックでスタート。近場での動きに失敗、慶応がノットの反則。近鉄敵陣でタップスタート、パスをつなげて22mへ。さらに左へキックするもどちらもボールが取りきれずアンプレ。

42分、近鉄敵陣22m奥でのスクラム。エイトに持たせるも慶応が絡む。展開から22mラインで慶応がタックル。ボールを舵手。自陣22mから回してくる。若干前進したところでタック、さらに右へ展開するもタッチへ押し出される。ここでハーフタイム。

後半

後半風が強くなってきた。風上は慶応に。近鉄が蹴って試合再開。

近鉄のキックオフは10m-22mで慶応がジャンプダミーを入れて取る。右から左へ展開するも、ポイントからのパスを取り損ねノッコン。

1分、近鉄敵陣22m外でのスクラム。右へ出すもボールに絡まれ後退。ポイントは10m奥にできて近場をでポイント再形成。そこから左へ展開、#11四宮が左タッチラインを走ってしまう。

2分、慶応自陣10m-22mでのラインアウト。慶応キャッチからラックに。22mへ下げてタッチキック。

3分、近鉄敵陣10mラインでのラインアウト。少し流されるもキャッチ、モールを形成してドライブ。右へ展開、#5ルアが少し前進。さらに右へパスがつながり、慶応のタックルを交わして#12山崎がトライラインを割る。近鉄はここでプレーサを投入。

5分、慶応のキックオフは22mライン。近鉄蹴り返してタッチを割る。慶応敵陣10m奥でのラインアウト。慶応早いスローから早く展開、センターのラックも早く出して順目へ展開。ボールをスローダウンせず早く回すも近鉄がボールを奪取。近鉄右へ展開、こんどは慶応のタックルを受けつつもパスをつなぎ#9北村が慶応タックルを受けるもトライラインを割る。

8分、慶応キックオフ。22m直前へのキックは近鉄落球。慶応ボールを奪うもパスを乱しアドバンテージ。

9分、慶応敵陣22mラインでのスクラム。近鉄押すも慶応がボールキープ。パスを回すも中央でノッコン。

11分、近鉄自陣22m外でのスクラム。近場で前進できずタッチへ蹴り出す。慶応敵陣10mラインでのラインアウト。キャッチからすぐ展開、センターで飛び込んでラック。さらに連続展開するもパスを乱し、近鉄がボールを奪取。#10重光がトライラインぎりぎりまで走る。慶応追いつくもタックルは間に合わずトライラインを破られる。

13分、慶応キックオフ。22mへの直撃、近鉄がワンバウンドで抑えてタッチへ。

14分、慶応敵陣10m奥でのラインアウト。近鉄がポイントでボールを奪取、右へ大きく展開するもオフサイドの反則。近鉄さらに10m下げられる。

15分、慶応敵陣22mでのPK、タップから左へ展開。左22mラインでのラックから前進、ラックで近鉄が反則。ここも慶応がタップスタート。さらに慶応がキャリーで近鉄が反則。残り5mだったが慶応は横走りの連続、ポイントでボールを奪われる。近鉄右へ蹴飛ばし慶応10mラインを超える。17分、慶応自陣でのポイントから右へ展開するもタックルを受けタッチを割る。

17分、近鉄敵陣10m奥でのラインアウト。慶応タップからボールを奪い取るも少し下がったところ。ワイドへのキックは近鉄がハーフウェイでとってすぐに右へパス。近鉄前進して敵陣10m-22mでのポイントからゴロ。慶応押さえにかかるもタッチへ出してしまう。

19分、近鉄敵陣残り15mでのラインアウト。モールを形成するも千切れてしまう。慶応ここでもPKはタップから展開。自陣でもセンターを直撃続ける。近鉄にハイタックル。

19分、慶応ここはグラバーを蹴る。敵陣へ。近鉄22mで抑えてけり返すもタッチを割らず。慶応キャリーするもポイントでボールを奪われる。近鉄敵陣22m手前へ持ち込むもタックルでボールを奪われる。左へ展開するもゲインなし、ポイントでボールを離せず反則。

21分、近鉄敵陣22m奥でのラインアウト。慶応ここもボールを奪取。まっすぐ蹴り飛ばすが近鉄こんどは自陣からキャリー。#15坂本が敵陣22mへスイープ。さらに右への展開から#8タウファ、#2重枝がキャリーで持ち込むも残り2mでノッコン。

23分、慶応自陣5mでのスクラム。早く出して近場を攻めるもラック、もう一度ロングキックを出す。近鉄自陣からキャリー敵陣10m-22mでポイントを作るが慶応がっポイントで取り返す。慶応自陣10mでのポイントで近鉄が取り返し右へ展開。右少し置くで蹴るが、慶応すぐにけり返す。近鉄自陣10mでつかまりポイント形成。近鉄自陣での近場攻撃から#8タウファに持たせるがポイントで慶応がボールを奪取する。しかしその場でノッコン。

25分、近鉄自陣10m-22mでのスクラム。すぐに近場を狙うが前進できずタッチへ。

27分、慶応敵陣10m外でのラインアウト。すばやい展開で逆サイドへ来てラックを形成。しかしラックでボールを奪われる。近鉄自陣から#5ルアが右サイドを走る。慶応のタックルも届かずトライラインを割る。

29分、慶応のキックオフ。10m届かず、近鉄はセンタースクラムを選択。右へハーフキックを近鉄奪いに行く。低いセービングを試み、ラックを形成するが慶応がハンドの反則の判定。

31分、近鉄敵陣22m外でのラインアウト。キャッチから近鉄がモールを形成。しかしモール中で慶応がボールを奪取。近鉄がパンチングの反則を取られる。

33分、慶応自陣10mでのラインアウト。慶応とってモールを作る。千切れたところで近鉄が反則、慶応右へ蹴飛ばす。まっすぐいってワンバウンドでタッチを割る。

34分、近鉄自陣10m-22mでのラインアウト。モールを形成してプッシュ。#5ルアが割り出して敵陣10mへ。さらにラックからパスをつないで前進。慶応ラインを押し下げ、#2重枝が左端で捕まりノッコン。

36分、慶応自陣残り5mでのスクラム。つぶれてラック。慶応キックは近鉄#22がライン際でおさえてすぐに逆サイドへ展開。右でラックとなる。さらに近鉄ボールを継続、敵陣10mラインでの攻防に持ち込む。10mでモールを形成した近鉄に慶応押し返される。#5ルアが割るもパスを慶応がインターセプト。慶応パントを蹴ったら低すぎて慶応選手に当たってしまう。アクシデンタルオフサイドの判定。

39分、近鉄敵陣10m-22mでのスクラム。エイトに持たせてラック、そこからパスで展開。中央で#13マイレーがラインを割って前進、パスをつなげて慶応の反則を叩き出す。ロスタイム2分。

40分、近鉄敵陣残り10mでのラインアウト。近鉄とってモールを形成するも崩壊。近場を攻めるもノッコン、ボールは慶応側に。誰も取りきれず。

41分、慶応自陣残り10mでのスクラム。近いパスでチャネル1を攻撃、若干前進。さらに近鉄が反則、慶応自陣からタップスタート。ポイントは12m位のところで出る。ボールを継続するが、左へのパスで近鉄が圧力をかける。さらに右へのパスに近鉄#13マイレーがインターセプト。トライライン2m手前であった。

ゴールが決まってノーサイド。

評価

近鉄

前半、試合の入り方に問題があったのか非情に硬かった。やりたいプレーを慶応にやられていたのではないだろうか? スクラムは慶応のほうが低く入っているせいか押し切れないし、ラックはとり切れない。

後半はスタミナの差を見せ付けて、近場でのドライブを仕掛ける。慶応も対応しようとするも、ここは社会人の強さを見せ付けた。次節は社会人同士になるので、その意味では楽しみである。

慶応

スタミナの差が出た。けが人続出で、あっというまに戦術変更を余儀なくされた格好。どうしようもあるまいて。