トップリーグ2009

東芝ブレイブルーパス-ヤマハ発動機ジュビロ

試合開始2009年9月20日13時0分
場所月寒屋外競技場
気象条件はれ、風強し(メインから見て右から左へ)。
レフリー大槻卓

メンバー表

東芝 ヤマハ
久保知大 1 1 仲谷聖史 後半31分 交代→16
湯原祐希 2 2 加藤圭太
後半26分 交代→17 櫻井寿貴 3 3 山村亮
望月雄太 4 4 Rory Duncan
大野均 5 5 石神勝
Steven Bates 6 6 Reuben Thorne 後半38分 交代→19
中居智昭 7 7 串田義和 後半35分 交代→18
石澤健太郎 8 8 木曽一
吉田朋生 9 9 岡健二 後半24分 交代→20
David Hill 10 10 大田尾竜彦
仙波智裕 11 11 中園真司
オト・ナタニエラ 12 12 Grant McQuoid
後半38分 交代→21 Neil Brew 13 13 三角公志 後半38分 交代→22
廣瀬俊朗 14 14 松下馨
後半8分 交代→22 立川剛士 15 15 五郎丸 歩
塚越賢 16 16 高木重保 後半31分 交代←1
後半26分 交代←3 笠井建志 17 17 朴誠球(Park Song Ku)
蓬莱怜 18 18 小林訓也 後半35分 交代←7
宮下哲朗 19 19 Deryck Thomas 後半38分 交代←6
藤井淳 20 20 矢富勇毅 後半24分 交代←9
後半38分 交代←13 冨岡鉄平 21 21 越村一隆
後半8分 交代←15 吉田大樹 22 22 中垣裕介 後半38分 交代←13

得点経過

前半

東芝 ヤマハ
9分 T#11仙波智裕 G失敗5-0
9分 T#6Steven Bates G成功12-0
41分 T#10大田尾竜彦 G失敗12-5

後半

1分 T#14廣瀬俊朗 G失敗17-5
12分 PG成功20-5
15分 T#6Steven Bates G成功27-5
23分 DG成功27-8
25分 T#11中園真司 G成功27-15

合計

27 (勝ち点: 5)15 (勝ち点: 0)

ゲーム抄録

前半

台風の影響か、非常に強い風が吹いている。グラウンド状態は非常に良い。

ホストは東芝。その東芝が風上を取った。ヤマハがボールを蹴って試合開始。

浅いキックは10m飛ばず。東芝のセンタースクラムとなる。右へのパスを#9吉田が乱し10mさがったところでラック。さげてのパントはヤマハが自陣からけり返す。東芝右サイド深くから蹴ってヤマハがまたもけり返す。東芝自陣10mから縦、ラックから左へ回すがヤマハがグラバー。東芝サイドへ押し出される。

2分、ヤマハ敵陣残り10mでのラインアウト。モールを押したヤマハがプッシュ。前進中央から左へ持ち出す。#13が縦を突くがラック。さらに左へひらいてのラックから中央へのパスを東芝が奪取、左へ展開してヤマハディフェンスを押し返す。ハーフウェイでラックをつくり、右へ早く展開したがパスをこぼしノッコン。

5分、ヤマハ敵陣10mライン奥でのスクラム。右へ大きく展開さらにタッチへけりだしたがダイレクトタッチを取られる。

6分、東芝自陣10m奥でのラインアウト。ヤマハがスチールから大きく左へ展開。#11中園がつかまりラック。中央で当たってラックを形成。ここで東芝がプッシュするもボールはヤマハがキープ。左へのラインでヤマハが横横縦を突くがラック。ボールをこぼしたところで東芝がとってキック、これが非常に長くころがり、ヤマハが自陣で蹴ったのが一杯となった。

7分、東芝敵陣22m奥でのラインアウト。ヤマハがタップ、自陣インゴールから蹴るがこれが低いボールに。東芝敵陣残り5mでとって縦を突いた。モールをドライブ、そこから左一杯をついてトライ。

10分、ヤマハのキックオフ。10m奥で東芝とってハーフパント。これをヤマハ#11中園がこぼしてしまいノッコン。

11分、スクラムはヤマハが崩してしまいタップキック。中央を突いて前進、左一杯をまわして22mを突破。さらに前進したがラック。スローダウンから近場へ投げてふたたびラック。短いラインをつないでドライブするがヤマハ押し返す。右サイドへ回したがここはヤマハが押しとどめた。東芝左一杯へ振ったところで#11仙波がなんとか抜けてトライ。

13分、ヤマハのキックオフ。10mすこし奥でヤマハがラックを奪う。右へ回しラック、キープから回したところでボールを取りきれずヤマハノッコン。

14分、東芝自陣10mラインでのスクラム。ハーフのキックはタッチラインいっぱいでバウンドしてタッチへ。

15分、ヤマハ自陣22m手前でのラインアウト。短いパスをしっかりとってモール。つぶれてラックとなりハーフパント。東芝縦を突いて22mを突破。右へ振るがここはヤマハが押しとどめ、中央へ戻したところで東芝がラック中でアクシデンタルオフサイドを取られる。

17分、ヤマハ自陣22m奥でのスクラム。パントは東芝ハーフウェイから中央へ。センターが10mラインでラックを形成。左へ回して10mを破る。さらに左へ#1久保が前進。ラックから出たボールを近場へなげ連続ラック。さらに右へ大きく展開して若干前進するが、ヤマハが絡み放題で前進できず。結局ヤマハがつぶれたところでノットロールアウェイを取られる。

19分、東芝敵陣残り5mでのラインアウト。#4望月がとってモールとしたが千切れてしまいオブストラクションを取られる。

19分半、ヤマハ自陣22m手前でのラインアウト。ショートを投げてモールを形成。ハーフパントは東芝が自陣10mで抑える。左へのパスを、ヤマハがカットしようとしたがノッコン。

20分、東芝自陣10mでのスクラム。エイトがもってキャリー。ハーフウェイ前でつかまりラック、スローダウンとしたが、東芝のキックは逆サイドへのタッチ。

21分、ヤマハ自陣残り10mでのラインアウト。モールをヤマハが押して前進、パントを東芝とって中央へ。前進して22mラインを割る。さらに左へ回して前進、ラックから中央へ展開。パスをヤマハがカットするも、またもヤマハがパスをこぼしてしまいノッコン。

23分、東芝敵陣残り10mでのスクラム。左へパスを回したが乱した。ラックはなんとか東芝キープ、短いパスを連続するが22m奥での攻防のまま。細かいパスを連続、右へ回してラックを作るも前進できず。左一杯へ回したものの、ラックで手を使ってしまいハンド。

26分、ヤマハ自陣22mラインでのラインアウト。東芝競るもヤマハが取ってモール。プッシュで5m前進からハーフパントするも、玉はほぼ真上へ。ヤマハなんとかとってタッチへ蹴り出す。

27分、東芝自陣10m-22mでのラインアウト。ショートをなげて早く回す。中央でラックから抜けたと思ったがオフサイド。

28分、ヤマハ敵陣へのキックはノータッチ。東芝の蹴り返しは、ヤマハ自陣インゴールからキャリー。左一杯で自陣10mへ前進。中央へ回すもアンプレアブル。

29分、ヤマハ自陣10m奥でのスクラム。エイトナインから右へ展開。右端のラックはスローダウン。近場のラックから下げてパント。東芝のけり返しをヤマハもけり返すが、東芝しっかりプレッシャーを掛け、タッチ。

31分、東芝敵陣22m奥でのラインアウトは取り損ねでノッコン。ヤマハの15mスクラムとなる。左いっぱいへ出して前進を試みるが、22mを割ったところで押し出される。

32分、東芝敵陣22m外でのラインアウト。東芝ミドルを取ってモールを形成。つぶれてラックとなったところでヤマハがプレッシャーを掛ける。外へ出したところでパスをこぼしノッコン。

33分、ヤマハ自陣22m外でのスクラム。右へ展開してパントするもダイレクトタッチ。

34分、東芝敵陣22mラインでのラインアウト。東芝とってモールを形成。ヤマハが押すが東芝押し返し、ブレイクから前進。残り5mのラックでヤマハがノットロールアウェイ、東芝アドバンテージで右一杯へ回すがボールがつながらず笛。

35分、東芝残り5mでのところからタップキックスタート。モールをプッシュするもトライライン手前で崩れる。残り1mのラック状態からボールが出ない状態が1分以上つづくが結局東芝ノッコンを取られる。

37分、ヤマハ自陣残り5mでのスクラム。パントとしたがノータッチ、東芝敵陣22mでとってラック。ラックから中央へ回してラック、さらに順目へ出してからすぐ中央へ返すがパスがつながらない。すこしずつ下げられる。ラックで東芝がオブストラクションを取られる。

39分、ヤマハ敵陣ハーフウェイでのラインアウト。ミドルへなげてヤマハがとってモール。崩壊から中央でパント。東芝取りきれずノッコン、ヤマハもこれを抑えきれず笛。

40分、ヤマハ敵陣22m手前でのスクラム。右へのパスからラック、さらに中央での短いパスをつないで連取。左一杯へのパスが通って#10大田尾が押さえた。トライ。

43分、ホーンがなってキックオフせずにハーフタイム。

後半

後半は東芝が蹴って試合再開。風が強くなってきた。

10m-22mへのキックを東芝とって逆サイドへ大きく展開。ラックから横横縦で前進。22mラインを左一杯で割る。中央左で残り1mまで迫るがラックがつぶれる。東芝ラック近くから左へ出し、右一杯へ。タッチ一杯を#14廣瀬が駆け抜け、中央へトライ。

2分、ヤマハのキックオフ。深いキックは東芝自陣22m奥でとって中央でラック。ここでヤマハが早く出すぎてしまい、東芝パントするもオフサイドの笛。

4分、東芝自陣10mでのラインアウト。#4望月にあわせてモール。ハーフパントはヤマハが取りに行くがノッコンを取られる。

5分、東芝ハーフウェイラインでのスクラム。中央で当たるがボールを奪われる。ヤマハが左一杯へ展開、中央へ回すがラック。このラックがうまくまとまらず東芝が取り返し。敵陣10mラインでの攻防となる。中央へ当てるが東芝もラック。左へ回して#15立川が前進するが、かこまれたところでパスを取り損ねノッコン。

6分、ヤマハ自陣10m-22mでのスクラム。#10のパントを東芝#15立川がノッコン。

7分、ヤマハ敵陣10m-22mでのスクラム。中央であたってラック、さらに左へ回すがノッコン、これを東芝蹴り飛ばす。敵陣22mラインへ転がる。ここでの攻防は東芝がボールをキープしたが10mラインまで下げられる。さらに右一杯でのポイントで笛、東芝のオフサイドを取られる。

8分、ヤマハ敵陣10mラインでのラインアウト。中央へ回すがヤマハがボールをこぼしてしまいノッコン。

10分、東芝自陣ハーフウェイよりでのスクラム。ひだりへまわして縦。敵陣10mへ入ってきたところでラック、ここでヤマハまたもノット。

11分、東芝敵陣残り15mほどでのラインアウト。ミドルをとって早く天下言う。中央で前進、さらにラックをつくったところで笛。ヤマハがまたも反則、大槻レフリーが主将を呼んだところで東芝がPGを選択。

13分、ヤマハのキックオフ。22m奥からけり返すがノータッチ。ヤマハが自陣ハーフウェイから蹴り返す。東芝のキックは逆サイド。ヤマハ自陣からキャリーするも自陣10mでつかまる。ここで#6ソーンがまたもノット。

14分、東芝敵陣残り5mでのラインアウト。ショートを取ってモールを作るが押される。建て直しからつぶれた。ポイントから内へかえしてセンターで当ててラック。右一杯へ回すがヤマハがプッシュを掛ける。タッチ一杯で内へ返し、なんとか前進したところで#6ベイツがトライラインを破る。

17分、ヤマハのキックオフはインゴールまで延びたように見えたが、東芝触れてしまいキャリーバック扱いになる。

ヤマハ敵陣残り5mでのスクラム。サイドアタックでモールを形成するがつぶれる。中央へ回すがラックに、サイドを突いてラックとなる。ヤマハが左一杯でラックを押して残り1m。スローダウン状態から近場へ出す。つぶれたがヤマハがキープ。モールを形成してドライブするも、グラウンディングが確認できず。

19分、ヤマハ敵陣残り5mでのスクラム。中央への展開で残り2mでラック。さらに近場をじりじり前進。右へじりじり回すも、またもグラウンディングできず。

21分、ヤマハ三度敵陣残り5mでのスクラム。オープンで中央へ回すが、パスの出しさきがなくこぼす。パントがのびず、ヤマハふたたびけり返す。東芝のけり返しでヤマハ敵陣10mラインから#10大田尾がドロップゴール。これがうまく決まって点数を返す。

24分、東芝のキックオフ。ヤマハ自陣22m外でとってパント。ボールがころがってしまい東芝自陣10m-22mでなんとかとってラック。ここで出したボールをヤマハがキック、これに#11中園がおいつきインゴールで抑えた。トライ。

26分、東芝キックオフ。10m-22mへのキックをヤマハとってラック。けり返しは東芝自陣でとってハーフウェイ手前でパント。ヤマハ自陣でとってラック、グラバーを東芝取る。ハーフウェイまで持ち出してラック。東芝スローダウンから近場へ投げるが、パントをヤマハがチャージ。東芝転がったボールを取り損ねノッコン、ヤマハ左へ展開するもノッコン。ここで笛。

28分、ヤマハ敵陣22m外でのスクラム。外へ展開、右で22mラインを割るが笛。またもノットを取られる。

30分、東芝自陣ハーフウェイでのラインアウトはノットストレート。ヤマハの15mラインスクラムとなる。中央から左へパント、これがうまくワンバウンド。

31分、東芝自陣22m外でのラインアウト。東芝とってラック。ハーフパントはヤマハが敵陣10mでとってモール。出してハイパント、これは飛びすぎて22mラインを割り、東芝フェアキャッチ。東芝のキックはヤマハが自陣でとって縦。22m手前でラックになる。左へのパスを通すも22mライン手前でノッコン。

32分、東芝自陣22m手前でのスクラム。ボールをうまく出せないうちにノッコンを取られる。

33分、ヤマハ敵陣22m外でのスクラム。センターを当ててラックにしたところで笛。ホールディングを取られる。

35分、東芝自陣ハーフウェイラインでのラインアウトはヤマハのノット1m。

36分、東芝自陣ハーフウェイからタップキック。逆サイドへ展開して敵陣へ入るがラック、ボールがコントロールしきれずノッコンを取られる。

36分半、ヤマハ自陣ハーフウェイでのスクラム。スタンドが中央から左へ大きく展開。ラックは自陣となったところで東芝がボールを奪取。パントはインゴールまで転がり、ヤマハが抑えた。

37分、ヤマハのドロップアウト。キックは東芝自陣でキャリー。ハーフウェイでラックとなったところで笛、ヤマハがノットロールアウェイ。

38分、東芝敵陣22mでのラインアウト。ラックになるがボールはキープ。近場へのパスでスローダウンとする。中央でのラックで時間を使う。さらに右へ。そこからオープンに出すがヤマハが抑えてラック。近場とサイドアタックを連取するが前進できず。右一杯へ出すも10mライン付近まで下げさせられる。ボールキープから左へ出す。#4望月が前進。さらに中央から左一杯で#11仙波が受けるもヤマハ抑える。東芝ボールキープから右へ。#12オトが蹴るも、またもインゴールへ転がる。

41分、ヤマハのドロップアウトはヤマハがボールをキープ。左へ転がしたところでホーン、グラバーを転がしたが東芝がカット。タッチへけりだしてノーサイド。

評価

東芝

前半2本を、ヤマハのディフェンスが上がってくる前にポンポンと取ったのはよかったのだが、そのあとが攻めきれず、雰囲気を悪くしてしまった。その雰囲気の悪さを、後半1本目でカバー。そのまま押し切った。

取れるところで取れなかったことは、あまり良くない状況といえそうだが、ディフェンスでかなりがんばったこと、とくに後半かなり危ない場面(トライライン一杯でのディフェンス)を守りきったことは収穫といえそう。

ヤマハ

もっとキックを使ってくるかと思ったのだが、見た目よりもボールが取れていなかったようだ。ラックの精度が今ひとつで、反則を連発してしまい、これが失点の要因といえそう。

ディフェンスは悪くないが、オフェンスで取りきる方策を見通したら、もっと面白いラグビーができるのではないかな。

おまけ

MotM: 東芝#6ベイツ。2Tは妥当か。